タモリ×さんま×とんねるず×ダウンタウン×ウンナン×爆笑問題×ナイナイ
さてさて、大興奮のグランドフィナーレが終わり一週間が過ぎ
ほぼほぼ関係者の証言も出揃ったので、ナインティナインの証言
いや『岡村スポーツ』を軸に各証言者の発言を集めてみました。
前日の千原ジュニア40歳LIVEの楽屋にて
ジュニア「実は(千原ジュニア40歳LIVE)裏では松本さんとさんまさんは会うてんねん。ほんで”明日どんな感じですか?”って言って(グランドフィナーレ)本番でも松本さんに言うてた、”いや俺明日5分くらいでパパッと切り上げるから後頼むで”、”あ、ホンマですか?そんな感じなんですね”って会話してんの」
さんま「前日にダウンタウンの松本と千原ジュニアの舞台で一緒だったんで、”明日すみませんがよろしくお願いします、僕等出て行くと思うんで”って言うから、”ええねんええねん”っと”俺ちゃんと15分やってスッと帰るから、ファンもお前ら見たいやろうしウンナンも見たいやろうしナイナイも見たいやろうから、ホントに俺15分で終わってパッと帰るから”もぉホンマに俺の番組違うから、ホンマに。タモリさんのフィナーレやから、俺がそんな長居してもアカンし、”そんならお前ら頼むで、明日!”、”よろしくお願いします”って言うて帰ったんですよ」
岡村「これはジュニアさんから聞いてんけど、あのージュニアさんライブがあったじゃないですか、40歳の、両国で。その時に松本さんとちょっと喋ったらしくて、その時に松本さんが言うてたのは、”今日もそうやけど、あれや、グランドフィナーレや”って言わはってんて。そこはもう、あるんちゃう?だからそういうのも含めて、こうなる事は予想してはったんちゃうかなぁと思って、もうね、松本さんが。いいとも!の事を考えてはったって言う事は、こうやってグワーッて皆が一同が会する事はある程度予想してはったんちゃうかな?って、いう風に思うのよね。そこはね、ダウンタウンさん居てはらへんかったから取材出来て無いんやけど、そこは俺の憶測」
グランドフィナーレの出方を随分と考えていた節のある松本さん
実際の台本上の出演の順番、演出はどうなっていたのか?
岡村「台本あるんですけど誰も台本開けてないですよね?で紙一枚あって、『この順番です』って言うのが置いてあったんですよ。ほんでー見たら吉永小百合さんのブロックがボーンとあって、その後①明石家さんま、②ダウンタウン、③ウッチャンナンチャン、でここで言うたら1つブロック終わりやったんです。でちょっと空いて次のナインティナインって書いてある下から、えー爆笑問題、とんねるず、笑福亭鶴瓶ってワーって書いてあるんですよ」
ナイナイが舞台に出る時には一緒に舞台に上がる予定だった中居さん
中居「最初の構成は15分づつでしたね」
中居「それで、最初ゲストが出る、ゲストが出る、さんまさん出る、ウンタウン出る、ウッチャンナンチャン出る、ナインティナイン出る時に僕も呼ばれる、ナインティナインと一緒に仕事してたから」
現レギュラーのバナナマン
日村「さんまさんがまず出て来て」
設楽「そこから段々テレフォンで繋いでいく感じで、ダウンタウンさんとかウンナンさんとか。それでナイナイさんとかとんねるずさんとか爆笑さんとか出て来て、って筈だったんですよね」
日村「恐らく個人個人で出てくる予定だったんだろうね、あれはね」
現レギュラーのアルコ&ピース
平子「ファイナルという事でね、楽屋入りしまして事前の告知で出てたんだよね、ファイナルにさんまさんとかとんねるずさん、ダウンタウンさん、ウンナンさんがゲストで出ますと、出るのは知ってたけど、じゃあ一同に会すのかっていう、まずね、僕ら疑問がありまして俺楽屋入った時にパンサーの管が居て、聞いたの、 ”あのー今日のゲストの、あの流れってどんな出方するか聞いた?”って聞いたら、管も物凄く気になってたらしくて、スタッフさんに聞いたんだって、そしたら”一組づつらしいですよ”って、”わーやっぱりそうかー”ってなって」
さんまさんは、ダウンタウン・ウンナンの乱入は予想していた模様
さんま「『最低男』のコーナーをやってくれたほうがええって言うのでディレクターに言うたら、”あ、それお願いします”と、”是非、我々もその世代なんで本当にそれでいいですか?”って言うから。本当はダウンタウン、ウンナン、ナイナイ、僕のブロックだったんですよ、実は。15分づつで一時間、えーと言う事で言われてたんですよ。それで俺がラスト、でソレしてくれって、セットが違うから、CM挟んで、”あのセットを用意してくれ”って。それで最後に出るし、キャリア的にもそうだしって言うて。ほんでも”トップで出て欲しい”ってなったんですよね、一番最初に。ほんならディレクターたちは、その狙いだったんですよ、俺がずーっと喋らせて、後のモンが”長い長い”って言うて出て行くようなことをしたいと。俺が昔よくやってたバージョンなんですけども、俺が喋り過ぎて"CMに行け!"とか”終れ!”とか、えいう様な事やってたんで。でまぁまぁその辺のその辺の世代は俺にそうして欲しいっていうので」
本番前の様子
松本さんの楽屋に挨拶に行くジュニア
ジュニア「”昨日はありがとうございました”言うて”どうやった?”、”いやいやまぁ良かったです、ありがとうございました”みたいなの言うたら、”そんな事よりお前今日や”って言ってて、あんまりそんな事言いはらへんのに、結構”どうしようかなぁ?”みたいな感じになってはるなぁとは思うて」
松本「俺は本番前に”多分さんまさん長くなるから、そうしよう?”って俺は言うたんですよ。ウッチャンナンチャンにも、”これ長なるで!”って、浜田にも言うたんですよ。結構皆、”何とでもなるんじゃないんですか?”みたいな、浜田も、”まぁ別に”みたいな」
中居「それ4人だけだったんですか?」
浜田「そう、4人だけ」
中居「それ誰が仕切ってたんですか?」
浜田「これ!(と言って松本を指さす)。俺の楽屋に入って来んねんもん!3人で、”え、何?何~?”言うて」
松本「俺は、”何とかせなアカン!どうする?”って言うて」
中居「時間も伸びるだろうし」
松本「初めて浜田の楽屋なんか入った」
松本「それでぇ、この際、さんまさんいつまでも帰らへんから、浜田出て行って、ずっとわんぱくで売って来たやんか。その粗暴キャラで、”ガムテープか何か持って行って、さんまさんをガーッてやってやったらええんちゃうか”って」
浜田「昔やられたからね、ガムテープで。舞台に張付けられたりしてたから。(松本が)”仕返ししてやったらええんちゃうか?”ってね」
松本「そしたら”それはーそんなん出来へん出来へん。恐い恐い恐い恐い”って」
中居「そんなに恐いんですか?」
松本「それは恐いねんて。やっぱりさんまさんは恐いねんて」
浜田「そりゃ恐いよー」
松本「一回27時間テレビの時のトラウマがあんねんな。頭バーンやったら」
浜田「頭バーンやったら、”俺先輩やぞ!”ってバーンて返してきたんやけど、目だけ笑ってないねん」
松本「恐い時あんねん」
田中「本当始まる前もずーっとウチの楽屋に居てな、タカさんね。ずーっと色んな話して、まぁあの人もホントお笑いを愛してますし」
太田「お笑いを愛してますからね」
田中「たけしさんやタモリさんを本当に尊敬するし」
太田「尊敬が凄い」
田中「後輩の事は後輩の事で色々考えてるし」
岡村「ウンナンさんも久しぶりに一緒になって、楽屋挨拶行った時に、あのー内村さんなんかは、まだ”これどうなって行くんだっけ?”って言うてはった。だから誰もさほど打ち合わせせんまま、あそこに多分参加してて、”え?僕らがはけてからナイナイ来るんだっけ?それとも一緒にガーッてなっちゃうんだっけ?”って内村さんが俺に聞いてたもん。その位あの時は何が起こるか全然分かってなかってん。打ち合わせすら無かったもん。”この順番で”位の感じ」
本番前リハーサルでは
中居「最初リハーサルやった時に、は、皆居たんですよ。とんねるずの二人も爆笑問題の二人も。で本番のオープニングの時に、とんねるずの二人と爆笑問題の二人が居ないから”あ、これ裏表とか何かあるのかな?”って思ったけど、”とんねるずが裏表なんかやってる訳無いな”と思って。鶴瓶さんも居なかったんで、例えば『鶴瓶に乾杯』があるだとか、例えばそういうのがあるのかな?とは思ってたんですよ。」
しかし奇跡の遭遇は本番前に起こる!
岡村「早々に、始まる前に爆笑の太田さんと松本さんはトイレで会ってしまってるんですよ」
矢部「一個しかないからね、近い所」
岡村「太田さん曰く、トイレ行こうと思ってトイレ行ったら松本さんが居て”ウオッ”ってなって、”オオッ”って言うて、”おはようございます”って挨拶を、フジテレビ内では挨拶は交わされてたんです、その時点では。”トイレで会うたんですか?”って言うたら”会ったんだよー、会っちゃったんだよー”って言うて、トイレでもうお会いしてたんですね」
矢部「で挨拶して」
岡村「挨拶して、挨拶だけでそこは終わったんですけれども」
高田文夫「あれ大変だったな、楽屋の部屋割りから何からさ、絶対会わないようにする、とんねるずとかダウンタウンとか爆笑問題とか。皆ピリピリしてたろ、スタッフとか。皆ピリピリしてるのに本番前に爆笑問題の太田がトイレ行ったら松本と会っちゃったんだってな。間抜けだな、お互い”あっ”って言っちゃって、挨拶もお互い出来なくて、興奮しちゃって、”あっ”って言って終わりだった、お互い」
『日本一の最低男』スタート!
さんま「タモリさんも、多分段取り分かってへん、だから”ありがとうございました!”とか誰も言ってくれないんですよ。だからこうなったら居なきゃしゃあない、多分狙いやったとは思うんですけど、”ありがとうございました!”も何の切っ掛けも無いから、あの、帰れないんですよ。で気付いたら1時間位喋ってたんですよ。ほいで”あーしもうた!これはディレクターたちの思い通り”、俺は俺の番組じゃないから、自分の番組なら思い切りそういう事やるんですけど、ほういでタモリさんも居るし、もう客席には錚々たるメンバーの人が居てるんですよ、その後ろには100人一般のお客さんが、演者としてはそんなやりにくい事は無いんですよ、身内がズラッと前に並んで。そんな人に見せるって言うのも、非常に、(やりにくい)空気が流れるんですけども。だから10分位経って良い感じに客席なって来たから、俺はそれで満足だったの、”あ!起こせた”と。客を起こすって表現するんですけど、”あ!客起きたからこの空気でイケるな”と思って、ここで止めようと思ってたんですけど、もうCM開けに『チャンチャチャンチャチャン~チャン♪』っていう『最低男』のテーマが流れて”あーまた喋らすかー”って”また喋らすかー”っていう感じでいたんですよ」
鶴瓶「僕は丁度『家族に乾杯』で特番って言うか、特大号の方は出れなかったんですね。ド頭の吉永さんの出られてる所から、で後事故みたいになって来ましたね、どんどん。さんまがずーっと喋って、メッチャおもろかって、あのまま喋らせといたらよかったのにって思ってたんですけど」
その舞台裏では
松本「ほいで、コイツが”それは出来へん出来へん”言うねん、”あーそうか、怖いんや”って、で袖でタモリさんとさんまさんのトークを見てて、”どうする?どうする?もう行こうか?もう出なしゃあないやろ!時間も時間やし!”って言うてパッて見たらコイツガムテープ持ってやがった!”持ってんねや!”と思うて、”コイツやんねや!”と思うて」
清水ミチコ「私ちょっと遅れて入ったんだよね。その前に生放送やっててそれが8時に終わって、8時からフジテレビに行った。だから前室でダウンタウンとウッチャンナンチャンと一緒に足止めくらってて座ってたら、スタッフの人が凄い嬉しそうに”『夢で逢えたら』って言って”」
塙「野沢さんも居たんですか?そこには」
清水「直子ちゃんはとっくに入ってて」
土屋「中に居たんですよね」
塙「ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水さんで、やっぱりとんねるずさん、爆笑さんはまた違う前室になんですか?そこは一緒になってない訳ですか?」
清水「あ、何でかって言うと、とんねるずさん達はもっと後に出るってタイミングだったから、前室ってあの寒い所」
岡村「 でさんまさんがバーッて出て行って、昔の『日本一の最低男』のコーナーが始まったりとかして、僕等貴明さんの楽屋に居たんですよ。んで貴明さんの楽屋に居て色々喋ってたら、えーオグ、オグって言うても分からへんなw、スマスマのディレクターさんの方が」
矢部「それも分からんわw」
岡村「『とぶくすり』からずっとやっててくれた人が居るんですけど、スマスマのディレクターの方が呼びに来たんですよ。”ナイナイさんもちょっと用意してください!”って。”あれ?ちょっと早いなー”って思って、まだダウンタウンさんも出てはらへんかったし、”あれ?ちょっと早いなー”と思って、”でもスタンバイなんや”って言うて」
矢部「さんまさん押すやろうって予想が皆さんの中であってね」
岡村「それはあったね、あった。でも”やけに早いな、スタンバイするの”って思ってたら、そのオグが貴明さんにも”スタンバイお願いします”って言いはったんですよ。そしたら貴明さんが”え、早くない?まだ。まだでしょ?”ってなってて、貴明さんその時点でパンツ一枚やったんです、まだ。パンイチの状態やったんですよ。で僕等がワーって用意してオシッコ行って上あがった時に、ダウンタウンさんがワーッと、ウンナンさんとワーッと入って行ったんですよ。それは聞いたんですよ、”ダウンタウンさんとウンナンさんは時間無いから二組いっぺんに出るみたいです”ってなって、”わぁ、まぁそれはええねんけど、俺等の所からそれまたリセットするのツライなぁ”と思って。そこも全員一旦ハケて、俺等からスタートするってなったら、”これは厳しいなぁ”って思ってたんですよ」
そしてダウンタウン・ウンナン乱入!
中居「でもド頭バーッて行きましたもんね、あの空気の中」
浜田「はいはいはい。いやーちょっとあれは出難かったけれども、取敢えず」
中居「空気分からないですもんね」
浜田「そう!潰さなしゃあないと思って、あの空気を」
さんま「それで狙い通りダウンタウンとウンナンが出て来て、それで俺が口にガムテープ貼られて、まぁまぁ若手の人は”ガムテープもあんな笑いがあるんですね”って言うて感動して帰って行ってくれましたけれども」
日村「どんな風な展開になるかは我々も知らない、そういう状況でね」
設楽「さんまさんは確かに”長いなあー”って思ってたら、そこでダウンタウンさんとウンナンさんが入って来て、”長いわ!”ってくだりになって」
日村「わ、スゲーなと!」
設楽「まぁそこまでは、まあね、あれですけど」
日村「まぁでもこの面子も中々見れないよ」
設楽「一緒に見るなんてのはね」
日村「同じフレームの中にこの3組が居る、まぁタモリさんも含めて4組居るってのもまずあり得ない」
平子「そして、足音がドタドタドタっと聞こえるんですよね!現場は」
酒井「ゾワゾワするんだよね」
平子「後ろからドッタドッタドッタって鳴ったと思ったら、ダウンタウンさんとウッチャンナンチャンさんが出て来て、”ウワーっ”となってね」
酒井「現場も凄かったですね、”いいの?いいの?”みたいな」
平子「そうそうそう。”長いですわー!”ってくだりがあって」
そして『とんねるずが来るとネットが荒れる!』発言!
ジュニア「結局さんまさん出て来はったらウワーって笑い取って、そんで”長いねん!”って浜田さんがツッコミながらダウンタウンさんウッチャンナンチャンさん出て来て、それで松本さんが”早うせんととんねるず来る!とんねるず来るとネットが荒れる!”って言うて」
東野「で結局あれ松本さんが確信犯的に”ネットが荒れるから”ってあれはボケなのか?、確信犯的に言わないとこそばゆい感じやから」
中居「そもそもとんねるずは前半で無くて、後半から出るって事だったんですね」
松本「そうかな」
東野「で別に言わなくてもいいじゃないですか、順番でやって行く上でね、それをボケで言うたのか、なんか確信犯的に、その辺はどうなんですか?」
中居「それ知らないです、僕は」
松本「何やろうな、ちょっとこそばゆいからね、なんか気持ち悪~いから、なんか俺性格的に。皆がぼんやり思ってるのが、凄い気持ち悪いから」
岡村「そう。でも、あれ、よくよく考えるとですよ、全ては、俺、松本さんやと思うねん」
矢部「へっへっへっへっへ」
岡村「松本さんが『とんねるず』って単語出さなかったら、とんねるずさん乱入無かったかもしらん、もしかしたら。なぜならその時パンツ一枚だったから。パンツ一枚で流れを見てはったから、まぁもしかしたらどっかで乱入しようと思ってたかも分からへんけど、こんだけワーって盛り上がってるし、こう”長い!”って言って出て行ったかも分かれへんけど、あのーだから松本さんが『とんねるず』って言わんかったら乱入無かったかも分からんね」
太田「タカさんがもうねぇ、殴り込みみたいな顔してねぇ、俺の楽屋に来て”太田行くぞ!”つって、もう渋々出て行ったんですけど」
田中「もうねぇ夕ニャンの時の目になってたんだよ、タカさんが」
太田「勘弁してよっていう」
田中「いやでも”久々だったよ、タカさん!”って俺は感じ!とんねるずのもうスッゲェ若い頃の」
太田「イケイケの」
田中「イケイケのカメラぶっ壊してた頃のとんねるずになってて、俺はそれはそれでスゲェワクワクしたんだけど。”だってさぁ~”っていう」
太田「裏で言うとタカさん実はズルいんですけどね、まぁ多くは言いません。多くは言わないですけどね。汚いんです、あの人は」
平子「タカさんは出番前に楽屋でパンツ一丁で待機してたら、で楽屋のモニターで舞台上見てて、松本さんのあの一言ですよね、”とんねるずが出て来てネットが荒れる”。 ”よし!行こう!行ってやろうじゃないか”と、衣装さんに衣装貰ってバーッて着替えて、タカさんとノリさんは楽屋が別で、マネージャーさんに”憲武にも行くぞって確認取って来い”ってマネージャーさんがバーッて走って行ったんですって、でノリさんに”こういう訳で”って言ったらノリさんももう準備してて、”いや、行くでしょう!”って言って、これタカさんの話ですよ、でタカさんが着替えてスタジオ方面に歩いて行ったら、丁度ノリさんの楽屋もガって開いて、偶然二人が並ぶような形で、スタジオの方に無言で歩いて行く」
酒井「凄いよね」
平子「それをマネージャーさんからも話聞いたんだけど、マネージャーさんもその後ろ姿見て”おおー”って」
岡村「そういや、あれも忘れてた。貴明さんがマイク付けて出て行くときの、こう顏たるや、めちゃめちゃ怖かった。エグイ顔してはった」
矢部「そうやなぁ。前室で、”やってやるよ!”言うて舞台行きはったからね、貴明さん。”やってやるよ!”って言うて」
岡村「やっぱり何かあんねんな、若頭っぽい所あるよな」
矢部「ちょっと、アスリートメンタルやね」
岡村「そうやなぁ、うん」
矢部「”やってやるよ!”って聞かされた俺等、その後、もう。”やってやるよ!”とかじゃないし、俺等」
そしてとんねるず・爆笑問題乱入!!!
さんま「爆笑問題とか、出たくて仕方なかったやろうし、バーッと出て来おったんですよ。ほんでとんねるずも楽屋からバーッて走って、この空気の中に居ようとしたとは思うんですけど。俺はもうね、あんまり深くは知らないけど、爆笑問題が出て来た時に、”おい、これダウンタウンとは大丈夫か?”とか思って、口にテープ貼られながら、”何か言うたら出て行ってあげなアカン!”と思うて、ずーっと構えてたんですよ」
ジュニア「石橋さんと二人で飲ましてもうてんけど、”どういう感じだったんですか?状況、どういう状況やったんですか?”って聞いたらまだテレビ見ながら、さんまさんがエライ喋ってる、エライ押してんな、あダウンタウン出て来た、ウッチャンナンチャン出て来たって言う時にスタイリストさんシワになるんで脱いどいてくださいって言われてパンイチやったんて、シャツだけ着て。”俺パンイチでよ、見てたら松本が『とんねるずが来たらネットが荒れる』って言ったから、この瞬間にすぐマネージャーに『憲武に行くぞ!って言え』って。そしたら憲武も『行く!』って言ったんだよ、すぐに。でそっからすぐ着替えてネクタイ締めながら爆笑問題の楽屋に行って『太田!』”この言葉あんまり言わん方がええけど、”『太田、行くぞ!』って言ってもう一つ返事で『ハイ!』って言って4人で行って”」
東野「それから急に、とんねるずさんが乱入した時の、なんか」
松本「ンッフッフッフッフ」
東野「ンフフじゃないですよ!」
松本「いや、なんかさ、裏を今ごちょごちょ言うの、ダサいと言うか、照れくさいと言うかまぁーでもーそうなる可能性はあるやろうな、とは思ってたよ。多少ね。”もしかしたらそうなるのか?”とはね」
松本「パッて来た時、”うわっ!とんねるずや!”と思うたからね、”デカッ!思ってたよりデカッ!”って思った」
浜田「アハハハハハハハ。確かにな。」
中居「絡んで無い人と会う、どんな感じなんですか?僕なんて分からないですもん」
松本「皆と絡んでるもんな」
中居「うん、まぁまぁ僕等は皆そうでしょうね。どんな感じなんですか?」
浜田「だから今松本が言うたみたいに”とんねるずや!”っていう、”あ、とんねるず出て来た!”っていう」
中居「でもそんな場合じゃないじゃないですか、時間はどんどん過ぎていく訳じゃないですか」
浜田「そうそうそうそう」
松本「それはドキドキですよね。”とんねるずや!”って思ったし、”さんま居れへん!”と思ったし。さんま居れへんねんもん、途中から!」
岡村「ザーーーッと、僕等の前をとんねるずさんがドァーーーッて走って行ったんですよ」
矢部「前室をね」
岡村「”うぇ?”と思って、”何?何?何?”ってなって」
矢部「おっきい二人だからまた迫力あるのよ」
岡村「ザーーーッて行ったから、”え、何なん?”って言うたら、中からスタッフが出て来て、”もうとんねるず行くよ!とんねるず行くよ!”ってなって、”行くってどういう事ですか?順番、順番は?”って言うたら、ダーーーッて出て行った。ほんだらその横を今度爆笑さんがワーーーッて抜けて行って、”え?爆笑さん?ちょっとまって、マイク!マイク!”言うて、そっからもう”マイク早う付けてくれ!”言うて、でマイク付けて」
矢部「どんどん抜かされて行ったのw、はっはっは」
太田「あれねぇ、あそこ本当は出る予定じゃなかったんですよ、私なんかね」
田中「一組づつ全部やるはずだったんですよ、順番に」
設楽「そしたらとんねるずさんがダーッて入って来た訳」
日村「そうですよ。本来順番が違ったらしいですからね、
とんねるずさんの番じゃなかった」
設楽「”長いわ!”つって、ここからですよ、爆笑さんも入って来て、
ナイナイさんも入って来て。要は画面上、というかステージ上にタモリさんとさんまさんととんねるずさんとダウンタウンさんウンナンさん爆笑さんナイナイさんがザッと並ぶ」
日村「全部揃っちゃった感じ、ね?」
平子「でドタドタドタドタってスタジオの前を駆け抜けて行って出て行った訳ですけども、そこにナイナイさんが、本当はね、出番で言うと先なんですよね、そしたら”えええ?何でとんねるずさんが行きはった!?どうしよう、どうしよう、順番抜かされた!”って思いでで裏が相当バッタバタだったらしいね。”話聞いてないよ!何だよこれ!どうすんのこれ?ちょっとこれヤバい!流石にヤバい!”ってなってて。俺等の後ろに歴代レギュラーが控えてて、大御所ばっかり居たんだけど、出て来た瞬間皆が”えええええええええ”って総立ちで、”これ良いのか?”って」
日村「とんねるずさんが出て来た時には”あーーー!やっちゃった!起こっちゃった!”だよね」
設楽「もうね、あの瞬間にね、ダッと出て来て、あのー客席に、さっきも言ったように歴代のレギュラーの人とか、現レギュラーの人も居るけど、お笑い芸人もいっぱい居たんだけど、もう自然に立っちゃったよね」
日村「いつもの”ちょっと待ってくださいよ!”の立ち方じゃないんだよね」
設楽「もう興奮して、こう、”うわぁー”って立っちゃって、”ヤバいヤバい”みたいな”なにこれ?”みたいな」
日村「大事件!別にどっちが、例えばとんねるずさんがダウンタウンさん苦手とかダウンタウンさんがとんねるずさん苦手とか聞いたことないし、ご本人からそんなことは。でも何となく噂みたいな感じでね、会わないんだ、この二組はっていうね。”ヤベえ、揃っちゃったよ”っていうね、ウンナンさんも居るし、そこには。さんまさんも居るし」
設楽「爆笑さんとダウンタウンさんも居るしね」
日村「ここなんか絶対に無いって思ってたからね」
タモリ×さんま×とんねるず×ダウンタウン×ウンナン×爆笑問題×ナイナイ
設楽「興奮したね、何って事じゃないし、別に、だから、
”何?それがどうしたの?”っていう人が居るかもしれないけど、
俺等からしてみるとそういう中でずっとやって来たっていうか、
知ってるし、だから興奮が冷めやらぬっていうか、昔のなんか、
中学生高校生の時に”ヤベえ、昨日のあれ見た?”みたいな、あの感覚?」
岡村「あれは、もう、何やろう?俺は客席とか見て無くて、皆の顔見ててんけど。”うわー!揃ってる!揃ってる!”みたいな、”どうなんの、これ?”みたいな。であの時に、あんだけのメンバーが来たら収拾が付かないじゃないですか、あの時に出たカンペって何か知ってます?」
矢部「生放送よ!」
岡村「生放送で、あんだけのレジェンド達が居る時に、もう細いペンで」
矢部「全員に出したんよ」
岡村「全員に出したんですよ、そのカンペ、一枚だけですけど、あんだけの人達が集まるとどんなカンペが出るかというと、『皆で仲良く話しましょう』」
岡村「乱入した時に、えーそのー、太田さんがこう松本さんに軽く会釈したら松本さんが”ありがとうな”って言うて、一言。その『ありがとうな』がどういう意味か我々にはちょっと分からないですが、『ありがとうな』って言わはったんですって」
矢部「太田さんは分かってる」
岡村「うん。そうなんですよ。なんかまぁこうやって不仲説とか色々流れてたけども、なんか皆でこうやってこう絡む事が出来て『ありがとうな』って事やったのかも分からないですね。どういう意図だったのかは分からないですけれども」
矢部「いいタイミングで出て来てくれて『ありがとうな』って事やったのかも知れんw」
平子「うぁーーーって一回CMになって、スッと一旦落ち着く空気があるのね、でその時に、爆笑の太田さんと松本さんがチョロチョロっと喋ったのよ。で松本さんが太田さんの背中をチョンって突いたの」
酒井「それは僕だけしか見てないだろうって思ってた、終わって話してたら皆見てたね」
平子「見てた。で打ち上げで、我々水曜日で、太田さんと同じ席で、”太田さん聞いていいですか?CM中松本さんとちょびっと会話交わしてましたけどあれ何て言ってたんですか?お互い”って言ったら、”ああ、いやぁ、俺は”って、絡みの中でワーって太田さんがやっててそれに対してなんだろうけど、”どうも、すみません”ってボソッて言ったら松本さんが背中チョンってやって、”うん、ありがとな”って」
香取「一番前で見てて、CM入った時、石橋さんと松本さんが話してたんですよ。あの時何話してたんですか?」
木村「筋トレの話?」
松本「違う違うw」
香取「一番後ろですけど、ちょっとボソボソっと。”うわぁ!話してる!”と思って」
中居「見た」
松本「何の話したかなぁ、”食べ物何が好き?”みたいな」
浜田「嘘付け!」
松本「いや、ホンマ、あんまり覚えてないねん、滅茶苦茶やったから」
岡村「ほんで丁度CM中に、今度パーッと、僕も並んでるのが見たいから客席の方に回ってこうやって見てたんですよ、皆が並んでるのを。パッて見たら奥で貴明さんと松本さんがちょっと喋ってるんですよ」
矢部「わー喋ってた」
岡村「”何喋ってるんやろうな?”と思って、打ち上げの時に貴明さんの所に行って”CM中喋ってはりましたよね?松本さんと、何か”、”何だよー?”、”いや、喋ってはりましたよね?何喋ったんですか?”って言うたら、”いや、ネットで『キーマンは石橋や』って書かれてたし、松本が『とんねるず』って言うたから出て来ちゃったんだよー”っていう話を松本さんとしてはってんて」
矢部「俺それ横で聞いてた」
岡村「聞いてた?言うてたんやろ?」
矢部「そういう話してて、”うわ!すげー!”て思いながら。”松本が言ったからだよなー?”って言うたら松本さんが”いやぁすみません、そうですよねw、すみません”みたいな、という会話、笑顔で」
岡村「それをこっそりこっちで写メ撮ったら、松本さんに”何撮ってんねん、お前!”って言われた、”すいません”って言うた、へへへ。そういう事が起きてて」
東野「ちゃんと話を聞きたいけど、ワチャワチャして結局、”お笑い芸人じゃ無くて誰が仕切んねん?”ってなってくるとやっぱりお笑いじゃない、中居さんがパッて上がった方が」
松本「いやーそうなのよー、それがこの男の汚い所なのよ、ああいう所スッと持って行くでしょう?それで最後SMAPで出て来て『ありがとう』とか歌い出したら、結局お前らか!っていう」
東野「でもあれはフジテレビ的にも、”お笑い芸人誰が仕切る?”とかややこしいから、やっぱり中居さんが」
中居「フロアに中嶋が居たんですよ、そしたら僕に”仕切ろ!”ってカンペ出したんですよ。僕は最初無理だと、ほんで仕切って話をまとめてみたいな、俺まとめらんねぇよ、こんな怪獣ばっかり居る訳でしょ?皆バラバラ」
東野「同業者は”誰が仕切る?”ってややこしい」
中居「タモさんも”ふーん、ふーん”しか言ってないし」
東野「ハッハッハッハッハッハッハ」
松本「凄いよね、でも、あの時のタモリさんの、何なの?あの酔拳みたいな」
東野「そうですよね、あれも芸の一つですよ。すーっと一回自分の存在消して、何かフワッて終わったらまたフーって出てくるみたいな、なんかいい間というか。あとホント個人的ですけど、一番声出てたの松本さんですよ」
矢部「色んな瞬間が見れてんな。で意外とジャンルの違う、やっぱり害のない中居正広が結構こう、なんて言うんでしょう、中居が喋ったら皆聞くんですよ」
岡村「そうそうそう」
矢部「ね?あれは流石!と思って」
岡村「そう。しかもホンマは俺等が出たら中居も出てくるってなってたから、”中居も早く来た方がええんちゃうか”って」
矢部「ちょっと遠慮してたけど、強引にね」
岡村「一応呼んだ方がええやろうなと思って呼んだけど。それでもやっぱああいう事になんねんもんな」
矢部「やっぱりタモリさんの後ろで中居さんが進行してるのって一番見易いよね、なんやろ」
中居「恐くて、訳分かんないし、皆仕切れるのに、皆好き勝手やってるし、さんまさんあっち居るし、憲武さんそっち居るし、こっちギスギスしてるし。ホントに!何処見ればいいのか分かんないんですもん」
鶴瓶「そこにダウンタウンが来て、ウンナンが来て、”これはもう事故やな!”と、でその時に次はとんねるずと爆笑が来て、最後にナイナイが来たんですけど。その後に僕に、”行ってくれ!行ってくれ!”言われたんですけど、僕は”嫌や!”と、”あんな所、よう行かん!”と、”あんなの犬の盛りや!”と、”あんなのに水掛けたらエライ事になんで!”って。どうしても出れないしね、時間もあるし、”出てくれ!”って火消し役みたいな感じで。火消せって言われても、あんなメンバー火なんか消えへんし、”頼むわ!”言うたんですけどね。」
設楽「それで”わー”なんて見ててさ、時間経ってCM行くタイミングの時とかにさ、タカさんとかノリさんとか俺等側に居たんだけどさ、立ち位置的に」
日村「最前列って言うか、端っこの方に居たんだよね」
設楽「テレビを正面に見たら右手側の方に居たの、我々。それでタカさんと目があってさ」
日村「CM中?」
設楽「そうそう。”来いよ!”って手招きするわけ」
日村「そう、”上がって来ちゃえよ!”って」
設楽「腰の下ら辺で”お前ら来いよ!”って」
日村「いやいやいやいやいやいや!」
設楽「”行けないっす”」
日村「”ハッキリ言って関係ないでしょ”って思うだろうね」
設楽「”行けないっすよ”って」
日村「行ける訳がないよね!」
設楽「なんかね」
日村「あの辺がとんねるずさんの凄い所というかね」
設楽「お祭りの感じにしちゃう所」
日村「”やっちゃおうぜ!!”って感じのね、凄いよね」
設楽「うーん、でもダウンタウンさんもさ、CM中タカさんとさ松本さんがちょっとなんか挨拶というか喋ったりしてなかった?」
日村「何かしてた。何話してるんだろうね、ああいうのね」
設楽「割とだから、”何?どうなっちゃうの?”みたいなさ感じで。そしたらノリさんがさ、ノリさんはああいう時はもう」
日村「色んな人を(舞台に)上げて」
設楽「サンコンさん上げたりとか」
日村「橋田先生上げたり」
設楽「おすぴーさん上げたり、その後柳沢慎吾さんに”ウー”とか、あれとかノリさんがやらせて」
日村「無理やり引っ張って行って”やっちゃえ!やっちゃえ!”って言って」
設楽「でもさぁ、その時にね、ノリさんフラフラしてたんだけどさぁ、俺の横に来た時があって椅子のベンチみたいな所で、”あーちっとこれ時間があれだから、慎吾ちゃん行って貰って、次はタカトシがネタ出来るな”ってそんな事言って」
日村「あり得ないでしょ、それって、あの状況下でネタやるなんて」
設楽「そうそう。それで”その後バナナね”とか言って来て、”いやいやいや、勘弁してください”って。だって柳沢慎吾さんとかも、連れ出される時に、”ウーやって!”ってノリさん言ってた時に俺の目の前だったんだけど、スゲェ”ホント勘弁してホント勘弁して!やだやだやだやだ!”って」
日村「あの柳沢慎吾さんがよ!ガンガン出てくるあの人がビビる位だから」
設楽「”もうやだやだやだ”って言ってたんだけど、無理やらされて」
設楽「恐ろしい」
平子「三村さんあの舞台に一回上げられそうになったんだよね。ノリさんが悪ふざけでサンコンさんとか橋田先生とか上げていく流れの中で三村さんも上げられそうになって、ホントに拒否して、”いや、ちょっと!ちょっと!”ってあの時の話聞いたら三村さんは、”ホントに止めてください!もうちょっとここで見させて!”って。皆が見たかったんだよね!」
東野「木梨さん来たら訳の分からんボケをするからね、話が進まないんですよ」
松本「でもあれが、意外と、繋ぎになって、助けられてる部分もあったから」
中居「ワンクッション、ワンクッション有りましたから」
松本「うんうんうん、そうそうそう」
そして矢部氏子供誕生の話題へ
矢部「あんな場やけどね、あのーCM中、俺本番中やと思うねんけど、松本さんも貴明さんもアンテナ張ってねぇ、こう人の話聞いてはったんですけど、何時入っていかなアカンみたいな状況あるから、でもそんな状況の中、フッと俺の方見て、後から来て横に立ったから、フッて横見て、”おっ、おめでとう!”って言いはって、松本さんが。”な?そうやんな?”、あんな場所で。”あ、すいません、ありがとうございます”って言うて、本番中やで。それが聞こえたのか、貴明さんが”お、そうだよー”つって、”男の子だろ?”つって、”やったな!男やったな!”つって、”おめでとう!”つって、”すいません、ありがとうございます”言うて、貴明さん握手、俺の手ずっと持って、それ長い事オンエア映ってんのよ、へっへっへっへ。良かった、タモリさんの後ろで」
帰ろうとするダウンタウンにナイナイグッジョブ!
矢部「さんまさん帰りはって、次のロールで、ダウンタウンさん”もう帰るわ、もう帰るわ”って」
岡村「”もうええやろ!”って」
矢部「CM中言ってはって」
岡村「もうすぐパッて捕まえて、俺浜田さんパッて捕まえて、”居って下さい”」
矢部「”居てください”」
岡村「”あと2ロールお願いします”」
ナイナイ「ふふふふふふふふ」
矢部「(まるで)AD、”あと2ロールです”って」
岡村「ここでもし帰ってもうたら、ホンマもぬけの殻みたいになってまうから。もうとんねるずさんとかはふぁーっと席に座らはったから、とんねるずさんもう自由やから、でもそこで”ナイナイのもうやったらええねん、もうええやろ?俺等”って言うてはるから、そっと両手掴んで、”すいません、居てください、本当に、申し訳ないです”って。でも居てくれはったな、2ロール。あれは、俺等に対しての優しさやと思う」
矢部「ラストロール前のCMで、一回松本さんが、”もうええやろ?帰るわ”って言ったから、俺松本さんの腰に手を当てて、”ラストロールです!”って言ったら居てくれはったの」
岡村「そや」
矢部「はっはっはっは。そう、止めてたの!ダウンタウンさんを」
岡村「ホンマに、スタッフなんかそんなの何もしてくれないから、自分らでやるしかないもん。”居てください、ホンマすみません、あと2ロールですから!”、”何やねん、もぉ”って、”いやお願いします、今からはつらいです、無くなってもうたらつらいです”って言うて」
矢部「でも聞いてくれはってな」
岡村「あれはホンマに優しさで、2ロール居てくれはったと思う、ホンマに。あれは助かった、ホンマに」
ナイナイ「ふふふふふ」
大人の事情?不仲説?
ジュニア「NGというか、もう周りが無いよ。だからそこにはとんねるずさんも入れてない。そんでダウンタウンさんウッチャンナンチャンさんが終わった楽屋にちゃんと入れた、どっかですれ違ったりだとかっていうのが無いようにって言う事でやってる。何かなぁ、同じお笑い芸人でなんかそれもなぁって思うやん、後輩としてはね、みたいな事でこんなイベント、言うたらお祭りやからねーとか思ってた」
設楽「駄目なんだよ、これ」
オークラ「アッハッハッハッハ」
日村「これやっちゃ駄目なんだよ!」
設楽「って聞いてたよ」
日村「我々も何回か聞いてたし、聞いてる事も何となく言わないし、何故か暗黙の了解でこの面子はそろわない」
設楽「今の、どうなんだろう?この、今の若い人達って別にさ、それが何でかなんて知らないだろうし、俺等もぶっちゃけ言うとそこまで真相は知らなけど。芸能界、特に俺等が居るお笑いの世界では、たとえ同じ局、同じ番組だとしても会わせない様にしてるだとか、この人とこの人は一緒には出しちゃいけないとか、何となくそういうのがあるんですよ」
日村「廊下とかでも、何となくすれ違わない様に上手い事配慮するとか」
設楽「全部それを局のスタッフがね、やるとか」
日村「だから収録日が重なることがあるんだろうけど、ほぼ重ならないから、まぁ会わないんだろうね、この面子ってのは」
設楽「そうね、だから、まぁ、駄目なんだよ、出ちゃ、一緒に」
中居「でも殆ど絡んで無いみたいなもんですもんね。どんな感じなんですか?」
浜田「何で仲悪いと思われてるのが分からへん」
松本「そうそうそうそう」
浜田「絡んだ事無いのに、仲悪いも何もないやん!」
東野「スタッフの中では、まことしやかに、鉢合わせ無いように、なんかね」
松本「そうそう、そういうの聞くよな、嘘かホントか知らんねんけど」
中居「よくよく考えたらいいとも!(中嶋P指して)プロデューサーですからね」
東野「ダウンタウンさんととんねるずさんを(鉢合わせ無いようにしてたとかは)あるんですか?」
松本「ホンマにそういうのあったの?」
中嶋P「我々の中ではダウンタウンさんに先に出て頂いて、その後にとんねるずさんに来て頂くのは一番上手く行く事かなと」
松本「でも会わせない様に?」
東野「会わせないって何ですか?」
中嶋P「いやーあのーやっぱりネットが炎上しますから」
東野「アッハッハッハッハ!やっぱり!」
松本「やっぱりあるねん、気持ち悪いのよね、それが」
中居「ネットだから、スタッフも何も明確なモノも無い中で、何となく会わせないようにしようと」
松本「誰が何言うた訳でも無いよ、本人たちは何も言ってない、うん」
東野「でも見てて凄く嬉しかったのは、”ネットが荒れるから”って発言受けてとんねるずが、その石橋貴明さんがネット調べたら”キーマンは石橋貴明だ!”っていうね、コメントしてくれるのも、こう楽しいと言うか、嬉しいと言うか」
中居「皆の器の大きさを感じましたよね、なんか。やっぱり凄い人達だなって」
東野「そして爆笑問題が来たら急にだから”炎上や!炎上や!”みたいな感じになって」
松本「アッハッハッハッハ!」
中居「炎上なのか炎上じゃないのか分からない」
松本「いやーだからねぇ、やっぱ色々あのーあるんですよ、あったんでしょう。きっと我々血気盛んな頃に、20代30代の時に、もう今のお笑い界とは違うかったのよ。ホントに殺るか殺られるかみたいな所でやってたから、そうすると真剣持ってやってたみたいな、時代やったから」
中居「戦場だ!戦場だ!って」
松本「そうそうそう。ホントにそうで、で若い人に言わしたらダサい話かもしれないけど、僕等の時はそれしか無かった、僕等も人に言われた事もあったし、人を傷付けた事もあったし、そんな時代やったの。でまぁ今はそういうの無くなって、平安時代じゃないですか。皆木刀しか持って無いしね」
東野「皆優しい」
松本「真剣持ってたらます下で止められるからね。今はそういうの無いんですけど、まぁそういう時代やったんやな、って事ですよ」
矢作「タカさんの口から『松本』って出るのが新鮮だった」
小木「新鮮だった」
矢作「俺裏で一回だけ聞いた事あんの、タカさんに。ほら、俺ってそういうの聞いちゃう人だから。俺、その時以来の感動。俺、もう一回前にタカさんの口から松本って聞いたことあんの、タカさんが、『松本』って言った!と思って感動したの。俺ちょっと酔った時にさ、バカなフリして聞いた事あんの、”とんねるずってダウンタウンと仲悪いんですか?”って。アッハッハッハッハ」
小木「結構直接的に聞くねぇ」
矢作「”いや、それよー、全然仲悪く無いんだよなぁ!周りがよぉ勝手にさぁ、遠ざけるんだよなぁ。俺達を会わせちゃいけないっていう感じで。俺からしてみたらダウンタウンは後輩なんだよ”って。後輩なのよ、1つ下か、それ位、”後輩なんだけど、周りが凄いピリつくんだよなぁ”って。”え、じゃあ、タカさんゴルフやるじゃないですか?ダウンタウンは浜田さんゴルフ上手いから、東西対決みたいな、お正月とか、東西芸人対決、タカさん率いる東チーム、タカさん大将で俺が副将かなぁ?”なんて言って、”向こうは浜田さん大将で、副将は遠藤さんとかかなぁ?”、でそういうのやります?って言ったら、”あ、面白いじゃん!それ”って言って、位、別に、全然いいんだよ。周りなんだよね」
小木「周りがやたらと気を遣ってんだよね」
さんま退場の真相
松本「一個だけ気になったのは、さんまさん途中から居なくなったでしょ?あれさんまさん何で帰ったんやろう?」
東野「僕も分からないです。さんまさんの中では自分の役目終ったし、」
松本「気付いたらさんまさん居れへんかった、よう考えたら何で帰ったか分からんかった普通に、ストレートに浜田にキレてんのかな?って思った」
東野「ハッハッハッハ!キレてないですよ」
中居「それは絶対無いwww」
松本「そこはシンプルに浜田にキレてたら、それはそれで凄いなって思うけどw」
さんま「それでまぁ、あそこの、俺が居た最後のブロックがわぁーわぁー盛り上がり、ピーク来たんで、”まぁまぁ、これがピークか!”って言うので、”これ以上ないから”って俺は言うて」
道重「ピークを過ぎて?」
さんま「いや、これ以上俺が出たってこれ以上のモノは出来ないから、後は残ったメンバーに残しますって言って。それが偶然出て、ディレクター達に”カッコイイ!”って。上着を脱ぎながら、”これ以上ないぞ!”って言うたら」
夢の共演を終えて
松本「でもねぇ僕正直あんまり覚えてないのよ、その時の事が、あんま覚えて無くて。家に帰って妙に思いだし笑いしたのが、ウッチャンが”俺はヒルナンデスじゃねぇ!”って言うのが、あれが意外と面白かったなぁって」
東野「意外と言うか面白かったですよ!あとそれぞれのコンビの色と言うか、ウンナンさんらしい出方やし、あんまり前に出て来ないし、でダウンタウンさんはやっぱり大阪の、こう、お笑いの人やから、隙間を縫って面白い事を」
中居「誰も怪我する事無く、誰もが面白くて」
東野「あと俺爆笑問題の太田さんの何か訳の分からん感じで、んで一番ケンカ弱いって感じがね、もう可笑しいて。生放送であの人が居たら何かが起こるん違うかなっていうお笑い芸人て今居ないじゃないですか?さっきのね、いつも真剣持たずに木刀持ってるお笑いの人が多い中、なんかあの人だけ急に真剣持って一人でね、やって。だからこういう機会、また27時間テレビとか、一年に一回で少しでも接点が有ったりすると”あ、楽しいなぁとかワクワクするなぁ”とか」
岡村「貴明さんが、”明石家さんがどうとかさ、ダウンタウンがどうとかさ、そんなのもういいじゃん、皆でやればいいんだよ!”って、”こういう事なんだよ!”って、”でも楽しかった!”って、それはずっと言ってた。だからよっぽどやったんやろうね」
中居「ドキドキしました?」
松本「なんかこう久しぶりにーワクワク、ドキドキもしたしワクワクもしたし」
中居「当の本人が」
松本「あーテレビってこんなんやったなーってのは思ったかなぁ」
松本「ただ僕は、なんかええ格好言うつもりはないですけど、僕が思うのは、あれを見て、あのテレビ見た若い人が、あーテレビって面白いなぁ、俺もなんかあんなステージに立ちたいなぁとか、テレビの世界でなんかやりたいなぁってもし思って貰えたらそれはホント素晴らしいなぁって」
鶴瓶「あのメンバー見てたら、バラエティ中心にやって来たフジテレビの最後みたいに見えましたよね。ははっ。あーこんな人、一同に出ないやんか、出ないのにこんな仰山集めてしまって、後何すんねん?ハトも出ぇへんでって事ですよね、あれ見てたら、ホントに。あ、これでバラエティのフジテレビは終わったんちゃうか?っていう感じですよ。いやホンマ、見てた時に」
田中「でもまぁ賑やかだったしね」
太田「昨日はひっちゃかめっちゃかでしたからね」
田中「ひっちゃかめっちゃかになった途中から、まぁ皆さんも見てくれた人は分かると思いますけれどもね、ちょっと凄い状況になっちゃって、ぐっちゃぐちゃのね、あんなのがあったし、だからまぁ興奮はしてるしね、あのー感傷に浸る様な状況ではないからね」
太田「”いやーでも良かったー”って言ってましたよ、タモリさん」
田中「タモリさんすっごい喜んでて、番組として面白かったって感想ね、皆がそう。これ3時間半のいいとも!のグランドフィナーレって番組が面白かったね!って感じでしたね」
あの騒動の中で三村さんの見ていたもの
平子「それであの時の話を色々三村さんとしてて、”ホントに凄い現場だった。お前らもホント良かったな、あの現場に居られてホント幸せだな”って。で三村さんが”俺はね、ウワーッて盛り上がって、途中からメンバーの中の誰とも確執めいた噂も無く、ああいう場が作り上げられた時に、スッと一歩後ろに下がって全体を見渡してた内村さんを俺は見てたんだ”って」
酒井「言ってましたね」
平子「”内村さんの表情を、全体を眺めながらニコニコしてる内村さんを俺は見てた”って」
あの騒動の中で飯尾さんが見ていたもの
矢部「でもあのー後からスタッフに聞いたんですけど、ずんの飯尾君がね、観てたんですよ」
岡村「飯尾先生」
矢部「飯尾先生が色んなこと感じながら、”ナインティナインはどうするんだ”って思いながら観てて、ナインティナインが出て来て、飯尾さん位ちゃうかな?、俺等の事褒めてくれてたんは、飯尾さんがボソッと”同期のヒーローだ!”、俺等の事を」
岡村「はははははは」
矢部「”同期の星だ!”って言って、あの褒めてくれてたみたいですよw、何もしてないのに、あそこ出て来ただけで」
岡村「あそこ踏み入れる、なかなか、やで」
矢部「”ナインティナインは何故、出て来ても違和感がないんだ?”って言うて」
岡村「ははははははははは」
矢部「”同期の星です!”って」
岡村「飯尾先生だけやなぁ」
矢部「飯尾先生だけ、違う角度で観てくれてたみたいです」
出川哲郎の見たグランドフィナーレ
田中「そういえば昨日出川さんも客席に居てさ、打ち上げもずっと居てさ、あの人も例のひっちゃかめっちゃかになってるあそこ、とにかくああいうの大好きだからさ、もう終わってさ、”いやー凄い良かったよ!感動したよ!田中君、伝説をありがとう!”うるせえよ!って、どんだけカッコつけてんだよって」
夢の共演の裏で起こっていた事とは
岡村「でもこうやって奇跡や奇跡やって言うけどスタッフさんから聞いたら各事務所で怒号は響いてたらしいよ」
矢部「そうそう」
岡村「”聞いてないよ!これ!”」
矢部「各マネージャー」
岡村「”おい!聞いてないよ!戻せ戻せ!戻せよ!”」
矢部「一切絡んでないめちゃイケのディレクターが怒鳴られてたんやて、関係ないのに」
岡村「各事務所があれやから、事務所であってもこれは聞いてないよってのもあるしそれは色々やっぱり、誰に言うたらええのか分からへんけど、それはあったみたい”もうこれ以上ないよ!引っ込めろ!引っ込めろよ!”」
矢部「でも俺等は(引っ込もうとするのを)止めててん。へっへっへっへ。舞台上で俺等は止めててん。裏の事は分からへんから、しょうがないもんね」
岡村「結構”もう出方無いよ!出方無いよ!”って”これ以上ないよ!”って」
矢部「確かに出方無いよ。出方の無い皆さん、皆そうやった」
岡村「だから結構あっちこっちで、そりゃあなぁ、各事務所の色々あるやろうけどもタレントさん自体は楽しかったって言うてるから、終わり良ければ総て良しやけど後から聞いたら各事務所で怒号が響いてたっていうのは、それはね、やっぱりその時はそうなんでしょう、”聞いてないよ”ってそりゃなるでしょうけども結局皆楽しくて、世の中の人が凄かったって言うてはるって事は良かったって言うことやから」
矢部「ドキドキも出来て、結果楽しく終れて」
岡村「ホントもう今後ないであろう歴史的瞬間でした」
矢部「毎週は出来ないですよ、あのドキドキは何年もね、絡んでない人達も居たり」
岡村「グワーッて上がって来て、バーンってなったな、あの瞬間に、タモさん中心に。凄かったね。今考えても凄かった」