A Certain smile,A certain sadness

洋服作ったりお酒飲んだり音楽聴いたりお笑い見たりラジオ聴いたり

ウガンダさんとのりお師匠のコンビが極楽とんぼ(東京吉本創世記のお話その3)

オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~ 2015年09月27日

加藤「もういいんじゃない、芸歴なんて、何年とか、もう」

有野「年齢でいいのかな?(笑)」

徳井「年派ですか?年齢なら年齢でいいですけど一個にして欲しいなってのはありますけどね、後輩からすると、ちょっと。アルコ&ピースの平子さんが先輩なんですけど、本当は、途中辞めたりしてて、でも歳が僕の2個上なんですけど、だから『同期でいい』って言うんですけど、でも千鳥さんとタメ口で喋るんです、平子さんは。でも俺達は千鳥さん絶対一年上なんで絶対先輩だし敬語使うんです。そうなるとちょっとややこしいじゃないですか、千鳥さんとタメ口で喋ってる人と俺はタメ口で喋ってて千鳥さんには敬語使わなきゃいけない、そこは変じゃないですか」

加藤「いいんじゃない?独自のルールで」

遠藤「各々の世代であるよ、それは」

加藤「だって矢作なんてあれだよ、こないだアイツとちょっと喋ったんだけど、誰かの事を『〇〇さん』って言ってたんだよ。あ、あれだ!バナナマンだ!」

吉村「あ、設楽さん!」

加藤「うん。『設楽さん』って言ってて『え?バナナマンって矢作等より上か?』って聞いたら『全然先輩ですよ、芸歴で言ったら』って話してて。『でもお前さぁ、遠藤とか田中とかには遠藤くん・田中くんで、ロンブーの亮には亮くんって言うじゃん?』って話をしたの。そしたら『浩次くんと遊んでてプライベートで会った人には僕全部『くんにしてるんです』って(笑)」

 

スタジオ「はっはっはっはっはっは」

遠藤「まぁそうですよね(笑)」

加藤「仕事で会った人は芸歴上だったら『さん』で、プライベートで一回あってるじゃん?お前」

遠藤「会ってます会ってます」

加藤「一緒にプライベートで遊んでたから(笑)だから『くん』なんだよ(笑)」

矢作との出会い

吉村「そもそも矢作さんとの出会いは何なんですか?そこは知らないじゃないですか?仲良いってのは聞いてたんですけど。出会い何なんですか?一番最初」

加藤「俺の友達が『後輩でお笑いやりたい奴いるんだけど、浩次ちょと会ってくれる?』って言われて会ったのが一番最初」

吉村「はーーー。その時就職してサラリーマンだったんですよね?」

加藤「『サラリーマン辞めて芸人になろうと思ってるんです』って時」

有野「事務所も決めて無い?」

加藤「事務所も全く決めて無い、アイツが」

吉村「がまったく最初の出会い?」

加藤「で小木と矢作来て。一応俺がバイトしてる飲み屋に来たから、VIVって飲み屋にね。でそこで一緒にバイトしてた奴が矢作の先輩だったから。で『後輩でお笑いやりたいって奴いるから、浩次呼んでいいか?』って言うから『あ、いいよ、全然』って言って、ほんで来たのが小木と矢作で。で喋ってて一応俺もバイトの身だから、お客さんでしょ?矢作等は、後輩と言えどもさ。で『どういうお笑いやりたいの?』って話してたら『僕等どういうお笑いやりたいとか別に無いんですよねぇ』みたいな」

有野「へっへっへっへっへ」

遠藤「そこはプランは無いです(笑)」

加藤「うん。『無いんですよねぇ』って。例えばあるじゃん、とんねるずが好きとかダウンタウンさんが好きとか色々どういうあれが好きとか。『そういうんじゃないんです』って」

遠藤「『そういうんじゃないんです』って言うんだなぁ、そこで(笑)」

有野「へっへっへっへ。煙たぁい顔して(笑)」

徳井「そんな前からそんな感じなんですねぇ(笑)」

加藤「うん。」

徳井「何も変わらないでここまで来ましたねぇ(笑)凄いなぁ」

加藤「『そういう感じじゃ無いんだよなぁ』って感じで。でお酒も入って来てて『あるじゃん!こういうバラエティが好きとかさ』って言ったら『ある程度バラエティ見てきましたけど、こういうのとか僕等無いんですよ』とかずーっと言ってっから『テメェら舐めてんじゃねぇぞ!コノヤロー!』って(笑)」

スタジオ「はっはっはっはっはっは」

徳井「それはそうなりますよね」

遠藤「そうなりますよね、加藤さんお酒飲んだら」

加藤「『テメェら舐めてんじゃねえぞ!』ってなって(笑)一回ちょっと怒って(笑)『まぁまぁ浩次浩次』ってなって」

有野「『俺の後輩だから』って(笑)」

加藤「うん(笑)でそっから、そっから矢作と遊ぶようになったの。小木とはそんなになんだけど」 

遠藤「まぁ矢作さんとのイメージは強いですよね、加藤さんとは」

加藤「矢作と遊ぶようになって、で『どうしたい?』『吉本とかどうですか?』って言うから『お前ら東京出身だから吉本じゃない方が良いんじゃない?』って話して。『そうっすよねぇ』って、『ナベプロにネタ見せ行こうと思ってるんですけど』って言うから『良いんじゃないナベプロ。東京の事務所だから』って。でナベプロの事務所にネタ見せ行ったら、俺バイトしてる所に来て、アイツが、終わった後に。『ボロクソ言われましたよ、全然駄目です』ってちょっと落ち込んでて(笑)」

有野「簡単に入れるって思ってたんや(笑)」

加藤「『ああそうか、ナベプロ駄目か。じゃあ人力舎行けよ、お前ら!』って言ったの、俺。『ナベプロ大手すぎるからお前らに合わない』って言って『人力舎行け』つって『ああ分かりました』って。で人力舎のネタ見せ行ったら同じネタやったんだけどべた褒めされたって(笑)」

スタジオ「はっはっはっはっは」

遠藤「あってたんでしょうね、人力舎に」

加藤「あってたんだよ!だからあるじゃん、そういうの。事務所の方針みたいなのあるし、カラーがあるから、ハマって『僕等人力舎にします』って言ってそっから入った」

有野「養成所とかそんなことじゃないんですね」

加藤「全然全然」

遠藤「無かった頃や」

徳井「無かったですか?」

加藤「無かった無かった」

遠藤「当時は無かったんじゃないかな?」

徳井「アンジャッシュさんよりおぎやはぎさんの方が先輩って事ですか?」

遠藤「あーどうだろう、分からへんな」

徳井「アンジャッシュさん1期っすよ、だって」

加藤「あったのかな?じゃああったんだよ」

遠藤「じゃああったけど(笑)」

加藤「小っちゃかったんじゃない?(笑)」

遠藤「あったけどまぁ(笑)」

加藤「入れる事務所だったんでしょ、うん」

徳井「それはそれでもうラッキーですよね、なんか」

加藤「だって俺等の時だってな、NSCあったけど入って無くても入れたもんな、東京は無かったけど」

遠藤「そうそう大阪はありましたけど」

加藤「東京のNSCってのが吉本で出来た後でもガレッジセールなんて渋谷公園通り劇場から出て来てるから色んな所から出れた時代だけど、いつしか踏襲されてNSC入らないと入れないみたいな、窓口が狭くなったっていうのはあんだけどね。そっからよ、言ったら」

吉村「そっからさらにそれを聞いて会わしてくれって言って会ってる訳じゃ無いですか?お笑い芸人になりたいからって。それを踏まえて何でいまだに『浩次くん』って呼んでるかが分かんないんですよね。だって言ったらお笑いの先輩じゃないって事ですもんね」

加藤「俺の同級生、俺の友達ね、俺の友達は皆『浩次!浩次!』って呼ぶ訳、一般の友達は。で『浩次!浩次!』って皆呼んでたら『浩次くん』になるでしょう?

徳井「『浩次さん』にならないですか?」

吉村「『浩次さん』か『加藤さん』になる」

加藤「時報です!」

遠藤「うん、『くん』と『さん』の違い」

吉村「『くん』と『さん』の違い

徳井「逆に『さん』付けてる人なんて居なかったってことですか?周りに、そのグループの中に、『〇〇さん』とか呼んでる人」

加藤「そうそうそうそう。で俺の仲良かった友達が『マノ』って言うんだけど『マノくん』って呼んでた、矢作は」

吉村「なるほど」

マッコイ斎藤との出会い

加藤「だからマッコイ斎藤いるでしょ?マコトでしょう?で俺等『マコト!マコト!』って呼んでるから矢作も『マコトくん』なんだよ」

徳井「じゃあ『お願いマスカッツ』の時も矢作さんは『マコトくん』って呼んでたって事ですか?(笑)」

加藤「そうだよ」

徳井「ふぁーーー(笑)」

加藤「だって仲間だからさ、その時は仕事で会ってないから」

徳井「最高でしょうね。ずっと一緒にやって来た仲間が皆で一緒に売れて行って、同じ番組の演出とMCやるって最高ですよね」

加藤「いや、それは最高だと思うでしょ?」

徳井「最高じゃないですか」

加藤「これ違うのよ(笑)」

有野「ええー!?(笑)」

徳井「ちょっと待って下さいよ!」

遠藤「これはちょっと気持ちいい感じは」

徳井「この夢物語最高」

加藤「言ったら20代、22くらいでマコトに会ってんのか?矢作等に会ったのは25くらいか」

有野「20年くらい知ってるんですよね?」

加藤「うん。1回一緒に番組やってるけど、深夜番組。やっぱり友達っていうのが邪魔する時があるよ」

遠藤「うーーん」

徳井「おおー」

加藤「ずっと仲良く遊んできたから一緒に番組やって気が合うって訳でも無いよ」

徳井「えー!?でも気が合わないと友達じゃないじゃないですか?基本的に」

加藤「気は合うよ、気は合うんだけどやりたい番組の方向性とかが合わなかったりすると」

徳井「お笑いに関するとちょっと話は変わってくるって事ですか?」

加藤「うん」

有野「仕事場と遊び場はちょっと違いますね」

加藤「マコトとかは現場現場の人だから、考えたりするタイプじゃないから、あんまり。『こういう事やったら面白いだろう』って演出をして行くから、アイツは。で『好きにやって!』って感じだから。当時一緒にやった時は、俺結構考えるタイプだったから、こう、考えてる時に作家さんとかと『どうする?ここ、こうして、こうしようと思ってるんだよねぇ』って喋ってるとマコトがロケバスの中に入って来て『浩次!やるぞ!』って」

スタジオ「ふふふふふ」

遠藤「マコトさんそういう感じですよねぇ」

徳井「逆のタイプなんですねぇ」

加藤「『浩次!やるぞ!』って

有野「サーフィンみたいな感じ(笑)『波来たぞ!』みたいな」

加藤「俺は『ちょっと待って。俺今この部分打ち合わせしてるから、ここどうするか考えてるからもうちょっと待って、行くから』って言ったら『お前さぁロケバスの中で考えててもしょうがねぇだろ!回したら何か起こんだろ!』って(笑)」

スタジオ「はっはっはっはっは」

遠藤「あーマコトさんっぽいなぁ」

徳井「凄い考えですねぇ、それは」

加藤「『回したら何か起きるだろじゃねえだろ!お前!』って」

有野「あはははは、友達やから(笑)」

徳井「いきなり喧嘩っすか?(笑)」

加藤「『こっちだって考えてんだよ!』って言ったら『あ~怖い怖い』つってロケバス出て行くんだよ(笑)」

スタジオ「はっはっはっはっはっは」

徳井「上手く行かなぇな(笑)」

加藤「普段仲良いけど、こと仕事になるとっていうのはあるよ」

有野「やり方が違いますからねぇ」

加藤「うん。で言いたい事も言えなかったりだとか」

徳井「逆に距離置いてる方が」

加藤「絶対良いと思う!」

徳井「うわームズい」

加藤「仕事の人とあまり仲良くなり過ぎてもってのがあるんだよね」

吉村「そんなマッコイさんと何処で出会うんですか?」

加藤「マコト?これさぁ、マコトはさぁ、昔ね」

有野「総集編みたいになってる(笑)」

加藤「俺卒業するみたいになってる(笑)マコトはさぁ、『はなきんデータランド』って桂文珍さんが司会で金曜7時半からやってる」

吉村「あーあった!」

遠藤「生放送」

徳井「かなりの長い、長寿番組でしたよ」

加藤「それの前説に、チーム0、言ったらザキさん、月亭方正さんと軌保くんのコンビがあったのね、チーム0っていう。でそのコンビが前説行く予定だったの、いったらNSC卒業して東京来たからトップな訳」

徳井「一番先輩ですもんね」

加藤「それ以外は素人から入って来た俺等みたいな、新人発掘オーディションで集まった奴らだったから。その二人が前説行く予定だったんだけど、軌保くんがさぁ野球で筋切った事があってさぁ」

遠藤「草野球やられてはりましたからね、はい」

加藤「筋を切って前説行けないってなったの、でも誰か行かなきゃいけない、生放送だから。『アンタたち行きなさい』って言われて俺と山本が行った訳。でそっからはなきんデータランド』の前説に俺等なったの

遠藤「ずーっとやられてましたもんね」

subrok-673.hatenablog.com

加藤「で、はなきんデータランド』に喜多嶋舞ちゃんって女優さん居たの覚えてる?

遠藤「居ました、居ました」

加藤「喜多嶋舞ちゃんって女優さんが居て、そのマネージャーが、若い、俺等の3つ上位かな?年齢が。溜まりに居たら話したりするじゃん?そのマネージャーさんが兵藤ゆきさんのマネージャーもやってて、両方やってたの。喜多嶋舞さんと兵藤ゆきさんのマネージャー。兵藤ゆきさんって当時『元気が出るテレビ』出てたでしょ?そのマネージャーさんは元気が出るテレビ』の現場も行ってた訳、たけしさんの。で、そこで俺がそのマネージャーさんと仲良くなって『元気が出るテレビIBSって制作会社知ってる?浩次』って言われて『あー知ってます!知ってます!』って言って。俺等の頃なんかIBS全盛の頃だったから。『浩次と同じ年だと思うんだよなぁ。元気のいい男が居るから』

徳井「どういう紹介の仕方ですか(笑)」

加藤「『浩次と同じ年の元気のいいADが、前説やったりしてて面白い、元気のいい奴いるから今度連れて来ていいか?』つったの。『あー全然、全然。連れて来て下さいよ!』って言って来たのがマコトなの」

スタジオ「はーーーーー!」

遠藤「山形から出て来たマコトさんやったんですね」

加藤「アイツはまぁ、まぁまぁ隠してる部分があるのかもしんないけど、よく分からないけど、普通に就職で東京出て来て、中華屋さんで働いてて」

有野「へっへっへっへっへっへ」

加藤「山形から出て来て、普通に。出前とかやったりしてたの」

吉村「あ、バイトとかじゃ無くて就職として?(笑)」

加藤「そう!」

有野「東京の中華屋さんで就職をして」

加藤「そう!でテレビが好きだったから、当時、今もあるけどフロムAって求人雑誌、時代的にIBS社員募集とか載ってたの。で元気が出るテレビ』とかアイツも好きだったからIBSを知ってて、アイツも、でIBS面接に行ったの。それで受かってすぐ番組制作携われると思ったらずーっと『元気が出るショップ』でTシャツ売ってたんだって(笑)

遠藤「有りましたね」

徳井「滅茶苦茶売れてましたもんね」

加藤「あの招き猫がたけしさんの顔になってるやつ。あれを売ってたの。最初はそれやらなきゃいけないって思ってたけど1年くらいそれが続いたんだって」

有野「へっへっへっへっへ」

加藤「『あれ?俺こんな事やりたいわけじゃねぇ!』って思って上の人に『番組制作に行かせて貰えませんか?』って直訴したら『じゃあ来いよ!』って元気のADになった。で元気のADさんやってて俺と知り合った」

有野「1年よう我慢しましたね(笑)気付くの遅いですよ(笑)」

加藤「意外に嫌いじゃないんでしょ?Tシャツ売るのも(笑)『これやんなきゃいけないんだ』って思ってたのかもしれないし(笑)」

有野「一生懸命だからなぁ」

加藤「だからそっからだよなぁ」

徳井「人の縁なんですね、じゃあ。その兵藤さんのマネージャーさんが居なかったら会ってないって事ですもんね?」

加藤「会ってない、会ってない」

徳井「会ったとしてもその若さで会ってないと仲良くはなれないですもんね?」

加藤「うん」

有野「マネージャーが人会わすっていうのも珍しいですよね」

徳井「ホントですね、しかも他ジャンルですからね。芸人ならまだしも」

加藤「駐車場あるじゃん?その横になんか掘っ立て小屋って言うか、スーパーハウスみたいなの、駐車場の横に管理する部屋みたいなのあるじゃん?」

有野「コンテナっていうかプレハブの」

加藤「コンテナっていうかプレハブっていうかすぐ出来る、そこ住んでたからね、アイツ」

有野「お風呂無いんですか?」

加藤「無い無い無い」

有野「映画とかでよく見るやつか(笑)」

加藤「で夜中とか彼女とか連れ込んでエッチとかしてんじゃん、俺等夜中行って『アイツ居るぞ』って言ってスーパーハウスだからさ(笑)スーパーハウスだからさ、持ち上げられる訳(笑)俺等5人位で」

徳井「5人もいたんですか?その場に(笑)」

加藤「5人位で揺するんだよ(笑)」

スタジオ「はっはっはっはっはっは」

遠藤「マコトさん彼女と」

加藤「してる(笑)『地震だ!!』って思う訳よ(笑)」

徳井「それはそうでしょうね、それはそうでしょう」

加藤「真っ裸で出てくんだよ(笑)」

スタジオ「はっはっはっはっはっは」

徳井「スケールの違うドッキリ、スケールの違うドッキリやってますね(笑)やっぱり」

加藤「『お前らか!』みたいな」

有野「真っ裸で出て来て(笑)」

加藤「うん、面白かったよ、当時」

徳井「『元テレ』みたいなドッキリやってますね(笑)」

加藤「そんな所に住んでたからね。そっからだよ、ずーっと」

遠藤「何年位前ですか?」

加藤「24年位前かなぁ」

遠藤「そうですよね、24年位前かぁ。その後 に俺も芸人で入ってくるやんか?その時には加藤さんとマコトさんと矢作さんっていうのは出来あがってたから、あ、矢作さんはまだ居らへんかったかな?その後入ってくるんだけど」

徳井「早いっすね、でも」

遠藤「マコトさんと加藤さんは友達やってん、親友やってん。で俺が隣に引っ越してきた時にマコトさんがたまたま尋ねて来た時に加藤さんが居なくて、で隣に芸人の後輩が住んでる、俺が住んでるって知ってたんで、それがマコトさんとの初対面なんやけど、いきなりトントントンってなって『はい!』って俺が出たら『あのー俺浩次の友達なんだけど、芸人さんでしょ?』『そうです』『来るまで待ってていい?』みたいな感じで家上げて、初対面やのに、座る所が無くてベットに座って俺はテレビ見てたのね、自分の部屋で。そしたらベットの横に座って来て、マコトさんが、初対面やで?『良い身体してんねぇ』みたいに(ボディタッチする音)」

徳井「ああ、ボディタッチ(笑)」

遠藤「乳首とかコリコリしだして」

有野「早いなぁ(笑)」

遠藤「なんかねぇゲイミニコントみたいのが始まるんですよ、そっから」

徳井「でも二人しか居ないんですよね?(笑)」

遠藤「二人しか居ない」

スタジオ「はっはっはっはっは」

遠藤「お客さ居れへんのに誰に対して披露してんねんみたいな」

徳井「困りますね。しかもそん時遠藤さんて若いですよね?」

遠藤「俺まだ全然20位よ」

徳井「20かー(笑)そっかー(笑)それは返せない(笑)返せないですよ(笑)」

遠藤「返されへんし『いい太ももしてるね。野球とかやってたの?』とか言ってパンパン、股間の近くをパンパン触ってきたりとかしてさ(笑)俺が困ってる様を見て楽しんでて加藤さんが帰って来て俺も合流させて貰って『コイツさぁ~ビビっちゃってよぉ』」

徳井「それって加藤さんが居ないっていうのは本当にいないんですか?」

遠藤「本当にいない」

加藤「本当にいない」

徳井「マッコイさんは一人で勝手にやってるって事ですか?ミニコントは」

遠藤「一人で勝手にやってるやつ」

徳井「スゲェなそれ(笑)それスゲェな(笑)」

有野「合流してから話す用にや」

遠藤「そういう事ですよね、後に話せればいいかって」

加藤「『浩次帰ってきたら言ってやろう』みたいな(笑)」

徳井「土産話の一つでもつって(笑)」

遠藤「『俺なんて所に来たんだろう』って思ったもん、本当に恐ろしいなって」

加藤「そういう時代、そういう縁だよねぇ。でも有るでしょ?お前らも。NSCとか色々やって来て」

30過ぎてから売れた方がいい

ここからノブコブ同期話になり(ケンイチ話は割愛)

徳井「ピースはハコが違う所、ケタが違う所にいたんで」

加藤「どういう事?」

吉村「僕はピースのライブのビデオを後ろで撮ったりとか、向こうはエリート、こっちは駄目チームなんです」

加藤「NSCでそんなになる訳?」

吉村「全然なります」

加藤「一線なんじゃないの?」

徳井「最初一線ですよ、段々差が付いてくる(笑)」

加藤「1年の間に?」

徳井「1年の間に差がボリボリ出て来ます」

遠藤「1年の差は凄いですよね」

徳井「実力の差がブリブリ出て来ます」

遠藤「ピースが凄すぎるのかもしれないですけど」

徳井「うん、凄かったですね。ピース、三瓶は凄かったですね」

有野「三瓶も?」

徳井「三瓶は早かったですよ!」

吉村「三瓶、ピース、5GAPっていうのも居るんですけどね、それでユニット組んでライブやってたり」

遠藤「三瓶とかそこに入ってくんのか」

有野「『三瓶です』の頃?」

徳井「そうです」

加藤「もうテレビ出てたって事だ!」

徳井「出てましたね、三瓶は早かったですね」

遠藤「おすぎとピーコさんに可愛がられてね」

加藤「まぁ早いから良いってもんでもないしなぁ」

有野「へへへへ」

徳井「そうですね」

遠藤「ホンマにそう」

徳井「そうですね、結果、あん時は分からなかったですけどね、そういうのも」

吉村「いや、そう、分かんないのよ」

徳井「『三瓶このまま売れるんだろうなぁ』って思ってましたけどね」

加藤「昔なんか関根さんが言ってたんだよねぇ『30過ぎて売れた方が良いよ』って」

遠藤「関根さんがそうみたいですもんねぇ」

加藤「『20代若くして売れても・・・30位からが丁度いいよ』っていうのを言ってたよね。若い時ってさ、早く売れる事がどんだけ良い事かって思ってるじゃん?周りの人間がテレビ出たりするとスゲェ焦ったりするじゃん?」

遠藤「そうですねぇ」

加藤「でも違うんだよねぇ」

遠藤「だって22~3の時焦ってましたもんね、誰々がテレビ出たってなったりしたら。深夜番組のネタ番組とか出てたりしたら『え!?俺等全然そんな所に出て無いのに』って。考えてみたらまだ24とかですもんね」

加藤「いや、本当そうだよぉ」

遠藤「ネタ1本やってるだけやねんで、言ったら」

徳井「はい」

ロンブー現象

遠藤「僕等の年で言ったらやっぱりロンドンブーツですよね」

有野「早かったね」

遠藤「本当に、俺等同期でも何でもないし、ロンドンブーツの方が後輩やったりするねんけどロンドンブーツはやっぱり凄かった」

加藤「ロンブー現象凄かったよね」

遠藤「ホンマに凄かったですよね」

吉村「それはいわゆるキンコン、オリラジとは違う様な?」

遠藤「だから、髪の毛を染めるとかって発想とかが俺等には全く無かったのね。でロンドンブーツがずーっと原宿かなんかのホコ天でライブやってて、初めて単独ライブやるっていうのが、普通だったら銀座の劇場とか吉本の劇場でやらして貰うねんけど、じゃなくて原宿のクエストかなんかで」

徳井「へーーーー!」

加藤「洒落てる感じだったんだよね」

遠藤「洒落てたんすよ」

徳井「それはぁ策士っすね!」

遠藤「田中とかと何人かで、山さんとかも居ったのかな?皆で観に行ったんですよ」

加藤「あ、そうなの?」

遠藤「観に行ったんですよ、単独ライブを。いきなりオープニングが、金網破ってくるんですよ!電気ノコギリかなんかでビーーーーッて」

徳井「洒落てるなぁーー!」

遠藤「その瞬間『スゲェ!』と思いましたもん」

有野「暗転の中な!火花だけがバーーーーーーッて」

遠藤「観に行かれました?」

有野「行った」

加藤「そうなの?」

遠藤「僕ね、『何なん!?メッチャ掴まれてるやん!心を』みたいな(笑)」

有野「意外と金網破けへんねん(笑)『長いな!』って思う位(笑)」

徳井「そこ観てたんですか?(笑)」

遠藤「そうでしたね(笑)真っ暗の暗転の中火花がビーーーッと」

徳井「マジでスゲェ、それ」

加藤「やっぱりあの当時って『髪の毛を染めてる芸人なんてヨゴレ』って言われてたからね。上の人なんて、ちょっと染めてたりなんかしてたら『お前ヨゴレか』みたいな、すぐ注意が入るみたいな」

徳井「だからロンブーさん風当たりは相当キツイんでしょうね?」

加藤「そこをガラッと変えたよね、『あ、いいんだ、それで』って」

有野「お洒落になったんですよね、芸人がね」

加藤「それで一気に染める芸人が出て来たもん」

遠藤「本当そうですよ」

徳井「それはそうか」

遠藤「亮のマネ、とか淳の赤にして、とか」

加藤「二番煎じになっちゃうけどね、ガラって変わったから、そこで」

徳井「タカトシのタカさんとかも金と黒にしてましたからね」

遠藤「らしいね」

加藤「あったねー」

徳井「あれも亮さんの事が凄い好きで、凄い仲良かったんですよ、亮さんと。お洒落じゃないですか?亮さんも。だからタカさんも『俺もお洒落になろう』と思ってずっとお洒落してたって言ってました、出来るだけ痩せてカッコ良くなりたいつって。今はああなりましたけど」

遠藤「まぁまぁまぁね、今は成功やもんね」

徳井「生き様ですよね、あれがまさに」

加藤「うん、だからいいんだよね。そうするって方法論ってあんまり関係ないじゃん?亮には金髪がハマったっていうだけでしょう?それは。亮じゃなかったら『お前金髪にしろ』なんて言ってないもん」

遠藤「そうですねぇ。加藤さんが言うた訳ですからねぇ。それまでは黒い髪でロン毛」

加藤「野暮ったかったよぉ」

徳井「ロン毛もいいけどなぁ」

加藤「野暮ったかったよ、最初は亮」

遠藤「そうでしたよね、七丁目劇場でやってる頃は」

加藤「野暮ったい兄ちゃんだったよぉ」

有野「細っこい感じでしたもんねぇ」

遠藤「淳なんてもっとイモでしたからねぇ」

加藤「イモだったよぉー」

遠藤「イモだなぁー」

徳井「山口から出て来て」

加藤「『こいつイモだなぁー』って思ってたもん」

有野「北海道から出て来てんのに?(笑)」

加藤「いやいやいや、俺北海道から出て来ていうのもあれだけど『山口ってイモだなー』って思ってたもん(笑)」

スタジオ「はっはっはっはっはっは」

遠藤「イモだし、何か変な大阪弁使って」

加藤「大阪人でもないのにな」

遠藤「『あいつイモだなぁー』って『大阪弁も一生懸命背伸びして使ってイモだなぁー』って。それが今やねぇ」

加藤「やっぱり垢抜ける速度が早かったよね」

遠藤「早かったですね、確かに」

徳井「それは何で何ですか?垢抜けた理由」

加藤「それはねぇ、多分、パーーンってロンドンブーツっていう旗が立つとさぁ、人が集まってくるものなのよ。そうなるとちょっとお洒落な人が、言ったらガッツリテレビに出てる訳じゃ無いけど、深夜番組でチョコチョコって出だした時に、ちょっと感覚のいい人ってグッとそこに行くじゃん。離れるのもそういう人は早いけど。ちょっと東京のお洒落な、言ったら裏原宿みたいな人等がガガッと寄ってくる訳さ。そう言う奴らと触れ合ったら一気にお洒落になって行く訳さ。女優さんとかも居るじゃん、急にきれいになってく人」

徳井「なるほど」

加藤「そこが大きいと思う、四苦八苦したと思うけどね、本人も。淳なんかサンバイザー流行らそうとしたりとかな」

有野「ふっふっふ。白ターバンもありましたね」

加藤「あいつは色んな事考えてたよ」

有野「金髪に負けへんシンボルをずっと探してましたからね」

加藤「それが赤になったからね、結局ね」

徳井「あーそうなんだぁ。赤は後々なんですか?」

加藤「そうだよ」

吉村「試して試しての赤」

徳井「亮さんだけが金だったんですか?」

加藤「そう」

徳井「そうなんだぁ」

加藤「亮もだって俺等やってたライブで一緒にロンドンブーツも出てて、コーナーで亮を坊主にして」

徳井「そうだったんですね、まずは坊主だったんですね」

遠藤「コーナーやったんですね?」

有野「コーナーで坊主にするとかあったんですか?」

加藤「あのーコントだよね。コントで本当に坊主にするっていうのを、ライブが始まる前に楽屋と映像繋いで『今から本番始まります』っていうコントを毎回、それをステージに映してたの」

徳井「20年前に!?すごいなぁ」

加藤「お客さんは始まる前にバーンって映るから楽屋風景みたいに映る訳さ、本番前に。そしたら俺等が居てちょっとコントが始まる。で亮が遅れて来るみたいなコントやってバーッて坊主にして『うわ!』って言ったらドンってライブが始まる、みたいな事をやってたの」

徳井「うわー」

加藤「で、ネタも坊主でやり出すって。そっから『金髪にすれば』って話だもんね。だから赤はあとよ」

遠藤「赤は本当、ある程度ロンドンブーツって旗がドンって立ってからの話ですもんね」

徳井「『プラチナ』の頃に赤になってるって事ですか?」

加藤「あーなってるかな?」

徳井「じゃあ冠(番組)持ちだして赤く」

加藤「だから凄い、でも一発目から、言ったらさ、色んなチョイ訳っていうかさ、経ないで頭っから冠だからね」

遠藤「そうですよね」

加藤「あり得ないよ!」

遠藤「あり得なかったっすねぇ、本当に」

徳井「面白かったなぁ」

コンビのイメージ

遠藤「そういうので言うと僕等の、各々コンビとかってどういう感じって、やっぱり何かありました?『こういうイメージ付けよう』みたいな。よゐこさんとかありました?こういうイメージ、外見は無かったですよね?」

加藤「だってよゐこは一番最初のお洒落芸人かもしれないよ」

徳井「あーーーーー」

遠藤「髪染めるとかじゃなくてね」

有野「あーでも最初に染めたの濱口じゃない?茶髪やったけど」

徳井「へーーーー」

遠藤「俺濱口さんの髪型真似したなぁーーー」

有野「お洒落やったんや(笑)」

遠藤「お洒落でしたわーーー。なんちゅうの、マッシュルームっぽい、ちょっとああいうのとか」

有野「凄い怒られてたよ」

遠藤「怒られる?」

有野「俺の方に。『濱口の方が染めるっていうのはどういう事だ』って番組のスタッフとかに。『何で止めないんだ』みたいな」

遠藤「それって『とぶくすり』の始まる前?」

有野「『とぶくすり』はもう始まってたんじゃない?『染めるっていう事はもう中学生のコントは出来ないぞ』みたいな」

遠藤「あーなるほどなるほど」

有野「『カツラかぶるのか?』みたいなことを。『染める時間があるならボケの一つも考えさせないと駄目なんじゃないのか?』っていうのを言われたって濱口に言ったら『俺ー、よゐこのボケちゃうしな』って(笑)一蹴するっていう(笑)『ああー、せやな!』って」

遠藤「極楽さんで言ったら、変な話山本さんを太らしたじゃないですけど(笑)」

徳井「え!?そうなんですか?(笑)」

遠藤「俺聞いたよ、山さんから」

徳井「そんなとんでもない話が起こってたんですか?(笑)」

有野「脂っこい物いっぱい食わしたーって」

吉村「悪魔の」

遠藤「加藤さんのプロデュース、恐ろしいのがあるんだよ(笑)おぎやはぎさんのメガネとかさ、ロンブー亮の金髪とかさ、ココリコボンバーズのボンバーズを取ってココリコとかシュッとした感じのもあるけど、相方太らしてるからね(笑)」

加藤「太らしたっていうか(笑)」

有野「細かったですよ、ダンスやってたし」

加藤「中途半端だったの、ぽっちゃり」

有野「ぽっちゃり迄来てたんですか?」

加藤「うん、来てた来てた」

遠藤「確かにぽっちゃり系でしたけど」

加藤「会った時からぽっちゃりだったの、ちょっと。でなんか、『山さんさぁー』って、当時『山さん』って呼んでたから、年下だから、俺の方が。『山さんさぁ、中途半端じゃねぇか?』つって」

有野「吉本の時ですか?」

加藤「入ってる入ってる。『中途半端じゃない?』つって『ん?何が?』っていうから『なんかあれだなぁ、太って、もっと太ってボケた方が俺は面白いけどねぇ』っていう言い方よ、俺は」

有野「なるほど」

加藤「地味に角煮とか渡したってことは無いよ!」

徳井「出前いっぱい取ったとかじゃないんですね(笑)」

加藤「ちゃんこ毎晩食わしたとかじゃないよ」

遠藤「あの人真面目だから『そっからだよぉ、ほか弁行ったらさぁ、毎回2個にしてんだよ、ほか弁』って。倍食ってた」

徳井「増量して行ったんですね」

遠藤「関取みたいな話ですよね(笑)その代りキレが悪くなっちゃ駄目だからって言って、太った分ダンスとかああいうののキレで『動けるデブって俺が最初なんだよぉ』みたいな事を」

加藤「まぁウガンダさんだけどね(笑)」

有野「最初じゃないよ(笑)」

加藤「動けるデブはやっぱりウガンダさん」

遠藤「あの人は俺が最初って言ってましたけど(笑)」

有野「気付いて無かったのかなぁ(笑)」

加藤「そうだよ、だから俺等はウガンダさんとのりお師匠のコンビだと思ってたから

スタジオ「はっはっはっはっはっはっは」

有野「無茶苦茶やな」

遠藤「ウガンダさんとのりお師匠のコンビが極楽とんぼ!」

有野「破壊と破壊じゃないですか!(笑)」

遠藤「恐ろしいコンビですね、これは」

 

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