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A Certain smile,A certain sadness

洋服作ったりお酒飲んだり音楽聴いたりお笑い見たりラジオ聴いたり

シュール、テンポ、喧嘩

極楽とんぼ めちゃイケ ココリコ 加藤浩次

オレたちゴチャ・まぜっ!〜集まれヤンヤン〜 2017年01月21日

年末年始吉本の舞台に出まくっていた山さんの話から

遠藤「俺が骨太って言うか極楽さんスゲェなって思った話は本人目の前にして言うのもあれやけど、何個かあるうちの1個だけ今日喋るとすると、ネタを作って、吉本の当時イベント出る時に社員さんにネタ見せをしないといけないんですよ。皆一生懸命作ってくる訳よ、ギリギリまで建物の外の所でガーッて詰めてる、じゃあ呼ばれたらネタする」

加藤「当時だから週一とかだったよね?」

遠藤「そうです。だから根詰めてやらんと時間も無かったんですけど。で僕等がたまたまダメ出しみたいな感じもあって『ちょっと残っとき』って言われて同じ部屋に残ってて『次極楽~』って呼ばれて極楽さん二人が入って来たんですよ」

加藤「え、お前ら居て?」

遠藤「僕等居たんですよ。で当時ネタを見てる女の子が居たじゃないですか?」

加藤「マサオ?(笑)」

遠藤「マサオって。他の人も居って」

加藤「谷さんとか」

遠藤「で僕等隅の方に居って、ほんで多分ネタ出来て無い。ネタ出来て無くてやって来たと思うんですよ!『極楽~』って言われて『はいー』って椅子を二つ持って来て座って、『じゃあネタお願いします』ってストップウォッチで計られながら加藤さんも『何やってんだ』みたいなネタっぽい事が始まって、セリフっぽい事始まって山さんもボソボソ言い合ってて、10秒20秒30秒位何となくその会話をやり続けて『こんな感じでちょっと一件ありまして』みたいな感じで」

スタジオ「はっはっはっはっはっはっは」

 

吉村「ネタやって下さいよ!(笑)」

徳井「詐欺師じゃないですか(笑)」

加藤「嘘だろ?(笑)」

遠藤「ホンマですホンマです!『山本が立って出て俺がこう言って最後オチ言って終わりです』みたいな」

有野「オチ言うてくれへんのや」

遠藤「オチなんにも言うてくれないです。『ネタちゃうやん、それ』と思って『ネタ出来てへんやん』」

徳井「ネタの骨組み状態(笑)」

加藤「なんでそんなのやってんだろうな(笑)」

遠藤「わからないです。多分ギリギリでネタ作って来て無くてそれでやってみようと、時間が無くて。でもマサオって居ってんけど、まぁ今もおんねんけど、その子はまぁ仲もいいってのもあるし極楽さんはそういう事やってくる人って分かってる人なんで『もういい、当日までにお願いね』って言うと『おお』みたいな感じで帰って行くっていう極楽さん事件」

加藤「そうだっけ?まぁまぁなぁ」

遠藤「営業では覚えてるでしょ?昔よく営業行かして貰った、極楽とんぼとココリコとあともう一組位」

加藤「ロンブーとかと三組で行った事あるよ」

遠藤「最初俺等ネタやって、10分~15分って決まってるやん時間、ココリコさん20分って決まってんやけど、山本さんが最初一人で出てはるネタやったんやけど、でちょっと、おそらくネタ的には10秒~15秒で加藤さんが出て来て『すみません』っていう医者のコント」

加藤「わぁ忘れてるわ」

遠藤「忘れてます?医者のコントなんですけど、俺等袖で見てるやん?で山本さんがステージに立ってて加藤さんが(俺等の)横に立ってて『加藤さんそろそろ出た方が良いんじゃないですか?』って言うたら『いいよまだぁ(スパーっと煙草を吹かす)』」

徳井「マジっすか?そういう時山本さん何やってるんですか?」

遠藤「山本さんずーっと繋いではんねん、一生懸命(笑)『いや~しかし暑いなぁ今日は。患者来ないのかなぁ?』とか繋いではって『加藤さんそろそろ出た方が良いんじゃないですか?』って言うたら『(スパーっと煙草を吹かす)大丈夫だろ』ってずーっと煙草吸ってる」

加藤「何回もやってるから飽きてるんだろうね」

遠藤「追い込んでるんですよ」

加藤「飽きてんだろうね」

徳井「その時お客さん達は『極楽とんぼだ!』ってなってるんですか?」

加藤「なってるよ!学祭行ってるシーズンはもうなってる」

徳井「じゃあ山本さんが追い詰められてるっていうので徐々に盛り上がって来るシステムになってるんですね?」

遠藤「お客さんも分かってくんねん」

有野「遅いって」

遠藤「この人完全にやられてるっていうのが」

加藤「だから山本も『あれー?』って言うから」

遠藤「『あれー?おかしいいな?』って(笑)それでもまだ袖で『(スパーっと煙草を吹かす)まだ大丈夫だ!いいよ!いいよ!』ってずっと待ってるっていうのが5分位ホンマに待ってた」

加藤「ちゃんとしてないっていうのもあんだよ。一生懸命、一生懸命とかじゃ無かったなぁ(笑)やってたんだけどね、頑張ってやってたんだよ、頑張ってやってたんだけどね、酷いもんですよ」

遠藤「それなりに一生懸命やってましたけど、そこを楽しめる余裕が無かったじゃないですか」

徳井「それを見て『あ!そういうシステムにしよう!』って若手は居なかったんですか?極楽とんぼみたいにやろうって人達って」

遠藤「無理だね」

徳井「居ないですか?1組も居なかったですか?」

有野「居なかったんちゃうかなぁ」

加藤「俺等先輩が居なかったからさぁ」

有野「NSCも無かったし」

徳井「東京1期生ですもんね」

加藤「ルールみたいなのが全然分からなかったから。東京の本当の1期で、居たのが山崎方正、チーム0、ザキさん、月亭方正さんだけだったからルールが全然。でザキさんすぐ売れちゃって劇場に出なくなってたからね、あんまり」

遠藤「でもチーム0さんって凄くネタをきっちりやられる方達で、なんやったらセリフもきっちり決まっててちゃんとやってはってて、インパクトさんって僕等の先輩でネタもキッチリやられてて石原健次さんが書いててしっかりやってて、僕等もその背中を見て田中もしっかりネタ書いてて、極楽さんだけでしたよね?ちゃんと(笑)」

加藤「うーん」

徳井「そんなことある?(笑)」

遠藤「そんな事あんねん(笑)」

徳井「1組位極楽とんぼみたいなの行きそうですけどね」

遠藤「無理やねん」

有野「とぶくすり始まる前の新しい波っていう30分を若手1組か2組でやる番組があって、とぶくすりやる前に、若手発掘みたいな。最終回で出てきた人全員集まってショートコントみたいなの撮ってみようって、それで『極楽とんぼって言うのが来ます』って言うのを担当ディレクターに紹介されて『これ凄いんだよ!よゐこはネタ見せをして貰った時に何回やっても誤差1~2秒のキッチリしたネタやってたんだけど極楽とんぼ何回やっても全部違うネタやるんだよ!設定一緒だけど全部中身違うんだよ!これ見て!』ってリハ室で撮ってるやつをずーっと見てて『面白いですねぇ』って話をしてて、その人がその人等とお前ら絡みなさいみたいな」

吉村「真逆ですよね」

徳井「なるほど」

有野「とぶくすりってショートコントを撮る番組が始まった時も『極楽とんぼのネタ、ショートコント出来ました、極楽劇場です、やってください』ってやってみたら30分位掛かって、ショートコント」

加藤「ちがうちがう、それは飛鳥さんに『何分やってもいいから』って言われたから」

徳井「出来ないですよ(笑)」

加藤「『この設定で何分やってもいいから』って言われて『分かりました』って」

遠藤「それがなかなか出来ない、楽しまれへんっていうか」

有野「先導の白バイ隊員とマラソンランナーっていう(設定)だけ」

加藤「最初はサッカーの試合で選手が怪我して担架を持ってく二人っていう。ピーってなって『けが人が出ました』ってナレーションが入って俺ら二人がトコトコトコって出て来てそこからだよねぇ(笑)」

有野「全然終わってくれへんねん」

遠藤「俺等って怖いからツカミでウケたいし、最初の1~2分でやっぱ温まっててみたいな感じがいいけど、極楽さんって極端な話10分位全くウケてない。でも最後の10分はめちゃくちゃウケてる!最初の10分で心折れて、怖いじゃないですか?」

有野「怖い恐い」

遠藤「そこを楽しめるんですよね、それがあるから最後」

加藤「楽しんでる訳じゃ無いよ、頭から俺等だって最初からウケたいと思ってやってるよ。ウケたくてやってるんだけどさぁ『やっべぇ!やっべぇ!やっべぇ!』って思ってやってくうちに、っていうことよ」

遠藤「だからそんなイメージ、最後はドッカーン!って来てる、必ず」

有野「終わってから『加藤、山本!これ30分番組なんだけどどうする?』って(笑)」

吉村「今こんなに大会いっぱいあって、大会いっぱいあるじゃないですか?M-1とかKOCとか」

加藤「今時代に俺等なんか居たら何にもならないよ、絶対ダメだと思うもん」

有野「強制暗転」

吉村「2分半で強制暗転ですよ」

有野「加藤さん出る前に終わってるんじゃない?」

遠藤「俺もそう思うなぁ。極楽さんやったら今の2分半、4分だったら全然面白くない」

加藤「今だったらM-1とか見てるけどよく出来たネタやってんなぁって本当に思うもん。お前ら(ノブコブ)もネタ書けねぇ奴だろ!」

スタジオ「はっはっはっはっはっはっはっはっは」

加藤「お前らもネタ書けねぇコンビだろ!」

吉村「まだマシですよ」

有野「まだマシ?(笑)」

加藤「俺等毎回そんな話してた訳じゃ無い、決まったネタもあったよね?」

徳井「極楽さんの〇〇のやつとかですか?」

加藤「それはルミネで作ったやつだから」

徳井「銀7の頃は全然?」

遠藤「その前はもっと時間を自由に使ってやってたから、トリとかやったから」

徳井「終わる時間ってあるじゃないですか?舞台なんだから」

加藤「たまにそういう事をするだけよ!だって当時の深夜番組でネタやったりもしてたから。それはまぁ5分って言われたら5分でやってたよ」

徳井「迷惑ですもんね」

加藤「それはそうよ」

徳井「エンディングとかはどうだったんですか?エンディングでMCやりますよね?極楽さんが。それで7時始まって9時に終わるじゃないですか、イベントって」

有野「大体そうだね」

徳井「そういう時って10時に終わっちゃったなみたいな事は?」

遠藤「そんな押しとかは無かった」

加藤「ないない」

徳井「それはないんですか?(笑)」

加藤「7丁目の時とかはさ、7丁目劇場出来た時は俺等はとぶくすり出てたからある程度の尺はもういいやって」

徳井「そこの前が荒れてたんですね」

加藤「荒れてた」

有野「あははははは」

加藤「どうしていいか分からなかった。何か新しいものを見付けなきゃ!って凄く思ってて色んな事やってたんだから。うーん、なんか歌に乗せた物やってみたり」

遠藤「やってましたね」

加藤「何か俺等の発明を作らないと駄目だって思ってた」

遠藤「ヴァージニアスリムのネタやってた」

有野「あっはっはっは!何それ!細いタバコ?」

遠藤「メロディに乗せてね(笑)」

スタジオ「はっはっはっはっはっはっは」

有野「恥ずかしいでしょ?今」

加藤「いやでもしょうがないよ、色んな事」

徳井「それじゃあ一緒ですね!漫才のシステムを作ろうとしてM-1受かろうとする」

加藤「そうそう。それでたまたま何かの舞台やってる時に山本が忘れたのか知らないけど何か喧嘩みたいになったんだよね」

有野「喧嘩」

加藤「それがウケたの!マジで!」

徳井「おおー」

加藤「そこで初めて喧嘩パターンが出来たの!」

吉村「はーなるほど!」

徳井「次もちょっと喧嘩してみようかなって思ったんですか?」

加藤「なったの!こっから『このフリからこれでどうしようもない親父だって分かって喧嘩になっていくパターンにしようか』とか」

徳井「そこは結構フリーな感じになるって事ですか?」

遠藤「いやフリーゾーンあったんじゃないですか?」

スタジオ「フリーゾーン(笑)」

加藤「フリーゾーンあったあった」

遠藤「袖で見てて『あ、フリー入ったフリー入った』って」

加藤「だから意外にさ、おれあんまりそんな事言った事なかったんだけど、今だから言うよ、意外に俺勉強家だったの。誰にも見してなかったけど、カッコワリィから。でも色んな昔のビデオとかスゲェ見てた」

徳井「先輩のネタとかですか?」

加藤「全部見てた」

吉村「そんなの初めて聞きました」

加藤「でコント55号のコントとか、あれ二郎さん全く知らないじゃない?」

有野「うん」

加藤「ほぼ!設定だけ教えられて欽ちゃんが回していくっていう。こういうパターン今やってる若手居ないなと思って」

吉村「へー」

加藤「山本にきっちりネタを覚えさせるのは無理だなと正直俺は感じてて、1年2年位経った時に。でもう何か言ってやっていってって言うのはあった。だからそれがフリーゾーンだったの。俺が何かフッて行くから山本さんそれに何かやって行ってって」

有野「凄いなぁ」

加藤「乗っかってやってって。それがハマり出した時期があったの。でその時に丁度とぶくすりの出来る新しい波の作家さんが見に来ててくれてて、丁度ハマってる時だったの、フリーゾーンが」

徳井「ネタ見せでフリーゾーン?」

遠藤「ネタの中でね」

吉村「劇場に見に来てた」

徳井「あ、劇場に見に来てたんですか?偶然」

加藤「あのー7丁目とか出来る前のプレイボックスっていう100人位の、月に1回か2回やってたのかな。皆で座布団ひいてさ、舞台建て込んでとかさ、と言う時代に。で喧嘩パターンから、俺が山本に強引な、今でいう無茶ブリみたいなパターンになってたんだよね。だからフリーゾーンは当たり前でさ。恐いよ!やるのはスッゴイ怖いよ!」

有野「返ってくるか分からないですもんね、フリがちゃんと」

加藤「漫才のビデオとかも見てたんだけどなぁ、漫才とか俺等関西弁じゃないし出来ないし」

遠藤「漫才って無いでしょ?」

加藤「漫才は出来ないと思った」

徳井「漫才ですよね、フリーゾーンって。コントって形ですけど二人の漫才ですからね」

加藤「うーん、出来ないなと思った。関西弁のツッコミじゃないし、ツッコミ文化のある所で俺別に育ってないから北海道で。まぁ出来ねぇと思って苦肉よ!苦肉で何とか自分らのパターン、『極楽とんぼって言えば喧嘩ね』ってなるように。今はネタ勝負の時代になったけど当時はまだネタは名刺みたいな感じだったもんね。『よゐこはシュール!』、シュールっていう良い名刺さ、若い子にキャーキャー言われる。シュールだから大人たちに分から無いような、頭にたくあん乗っけて来てさ、衝撃だったの!『あ、こんな奴居るんだ!』って思ってたし、ナインティナインはさテンポの速い、当時で言ったら。テンポの速い漫才で」

有野「キレのあるやつ」

加藤「動きが凄い良い、岡村のね。だから『どうしたらいいのかなぁ?』と思ってね」

有野「それでフリーゾーン!何すか、フリーゾーンって?(笑)」

吉村「シュール、テンポの良い漫才は今も分かるじゃないですか?」

加藤「だから喧嘩よ!」

吉村「喧嘩ですか?」

加藤「喧嘩の部分がフリーゾーンよ!だって喧嘩なんか作っちゃったら間が面白く無くなっちゃうでしょ?喧嘩に見えねぇんだもん!本当に喧嘩してるように見えなきゃ駄目」

有野「嫌がる事言わんとねぇ相手が」

遠藤「終わらないんだもん、乗ってる時のフリーゾーン」

吉村「最長でどの位」

遠藤「終わって欲しくない空気」

加藤「終われなかったんだって(笑)」

有野「どうやって終わればいいんだって(笑)」

加藤「本当そうだって!今だから言うけど終われなかったの、どうしたらいいか分から無くて(笑)」

吉村「やってる最中は泡食ってる?」

加藤「泡食っちゃって泡食っちゃって」

徳井「コント中にフリーゾーンあるじゃないですか?その後に決まったオチがあるんですよね?一応ケツだけは決まってる」

加藤「山本さんは知らなくても俺の中では一応決まってるのはあった」

徳井「そうですよね。それを」

加藤「それがスベる時があるじゃん?そしたらもう1回やらないといけない」

スタジオ「はっはっはっはっはっは」

加藤「やべー!終われねぇー!(笑)」

徳井「そうなったらホントのフリーゾーンの始まり」

加藤「ホントのフリーゾーン!ブラックホールですよ!」

徳井「二人ともウケる迄終われなくなるんだ」

加藤「そんなねぇ豪快とかそういう事じゃないのよ、苦しんだ結果よ」

有野「絞り出してた、実は」

遠藤「なかなか出て来ないんじゃないですか?今の時代はね、そういうネタ」

加藤「苦肉よ」

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早川「芸人さんって今から面白い事するって皆が思っている状態で更に面白い事しないといけないから本当難しいですよね」

スタジオ「はっはっはっはっはっはっは」

加藤「誰も知らない人が出て来てっていうのは難しいよ。見た事がある人、この人はこういう人だってイメージがあると笑いやすいじゃない?お客さんが待っててくれるから、それはいいよ。そこまで行くの大変だと思うよねぇ、最初のネタからウケるコンビなんてある種天才ですよ」

遠藤「すごいですよね」

早川「本当に凄いと思います」

加藤「ノブシコブシなんてまさにそうだろ?異端じゃん?『俺等もネタだ』みたいな顔してるけどネタじゃないからね!」

吉村「ネタの面もありますよ!」

加藤「無いよ!無い無い無い無い」

遠藤「M-1とか出た?」

徳井「出てましたよ、勿論」

吉村「決勝は行ってないです」

有野「冷やかしでしょ?冷やかし」

吉村「冷やかしじゃないです!その当時は真剣にネタも作りましたけど全くでしたね、やっぱり」

有野「ネタじゃないやん(笑)」

吉村「やっぱりネタがしっかりしてる世代なんでベースはある程度ありますよ、そのフリーゾーンとかは無かったと思います」

遠藤「フリーゾーンは無いの、普通は」

有野「単独ライブやって1箇所あるかどうか位じゃない?」

吉村「そういう感じです。でもそう考えるとたくあん頭に乗っけるって凄いと思うんですよ」

加藤「とんでもなかったから!関東にも、俺等の時代はまだ関西と関東別れてる時代だから、『関西にこんな芸人さん居るんだ』っていう時代だったから。ABCお笑い新人コンクールのビデオとか俺貰ったの、取り寄せたの」

有野「スゲェ、勉強家や」

加藤「ナインティナインよゐこが出てるの俺見てるからね」

吉村「ほえー」

加藤「見てて『これはどうすればいいのかなぁ?』って。でそいつと会う訳だよ、とぶくすり、新しい波で」

吉村「その時はまだ知らない?」

加藤「知らない知らない」

徳井「なるほど!」

吉村「西で名を上げてる」

加藤「ナインティナインのやってる事は分かるじゃん?『なるほど、こういうやつかぁ』」

徳井「テンポの早い漫才」

加藤「でも(よゐこは)『コイツはぁ・・・2個下だけど・・・こんなの出て来たら俺の考え及ばねぇわ』って思ったから。でとぶくすりナインティナインが居て、ナインティナインよゐこが決まってて『もう一組誰にする?』ってギリギリよ、『変り種のアイツら入れてみる?』って入ったのが俺等だから。それこそナインティナインよゐこでやろうと思ってたのがとぶくすりって番組だから、飛鳥さんが。だから俺等なんかちょっとしたもんよ。ナインティナインよゐこ夢で逢えたらでいうダウンタウンさんとウッチャンナンチャンさんにしようと思ってた訳だから。それに俺等なんか、ちょっと、なに?悪役商会が入って来たみたい」

徳井「スパイスみたいな」

加藤「スパイスみたいな感じよ。それで『どうしたらいいのかなぁ?』と思ってて、有野には言わなかったけどね。それでシチュエーションコントとかやる訳だよ、そういうの俺苦手だったしさ、シチュエーションコントなんて」

有野「人と絡まなあかんしね、それまでコンビでしかやってないのに」

加藤「有野どうしていいか分からなかった、俺濱口に相談よくしてたから『どうしたらいいんだ?』つって。コント中にアドリブ入ってくるじゃん、それこそフリーゾーン。テレビの世界なんてフリーゾーンじゃん!ある程度こうやってこうやってって決めるけど皆に教えない事やったりする訳じゃん?白い手袋胸元にパーンって叩きつけられんだぜ!『は??』ですよ」

有野「でツーンとして帰って行く」

加藤「自分で何の処理もしないでツーンって戻って行ったりするんだよ!たくあん乗っけてる少年だから。その時は濱口に相談してた」

遠藤「何て言うんですか?濱口さん」

加藤「『俺もわからへんすわ~』って」

徳井「同級生ですもんね、濱口さんは」

有野「そうそうそう」

遠藤「その時は有野さんはどういう感じでそれをやるんですか?尖ってる感を」

有野「いやいや全然。何も考えてない。王様やったから『王様って喧嘩する時手袋投げるよなぁ』って」

徳井「有野さんの中のあるあるというかベタをやってるっていう」

有野「でも周りからするとたくあんを乗せる変な少年って思ってるから」

徳井「そのフリが効いちゃってるから」

吉村「深い事やってるのかな?って」

有野「そうそうそうそうそうそう!どうしていいのか分からへんって思ってる

吉村「よゐこさんの一番最初のネタってなんですか?」

加藤「『なめくぢ』だからね、元々」

遠藤「『よゐこ』の名前の前はね」

有野「『ち』に点々やで!」

徳井「あーそっちの!もう好かれようって気が無いですね」

加藤「それで会社に怒られて付けたのが真逆の『よゐこ』」

徳井「喧嘩売ってますね」

加藤「そう!尖ってんのよ!」

徳井「これでいいんでしょ?って事ですね」

加藤「『そこまで文句言うんだったら分かりました!よゐこで!』って事よ。でも『ゐ』は」

徳井「ちょっと尖ってる(笑)」

加藤「旧仮名使いしますよって」

徳井「出てる人間性がそれだけでわかりますね」

有野「捻くれてる」

加藤「言ったら超エリートだから!ナインティナインよゐこは、俺等の時代にしたら。俺等はゴミ溜めからやって来た奴らだから、本当にそうよ!」

吉村「僕その時テレビで見てる訳じゃ無いですか?それはありましたね、極楽さんのゴミ溜め感というか『エーオラ!』

有野「野良感」

吉村「野良感!」

加藤「お前もそうだったろ?」

吉村「そうですけど、野良感で言ったら極楽さんの方が」

加藤「そこをなぞった、俺をな。狂犬っていう、芸人でそんな奴居なかったからな、そっから破天荒っていうちょっと違ったラインを作って行った、量産型みたいな所があるもんな」

スタジオ「はっはっはっはっは」

有野「これは怒っていいぞ」

吉村「凄い恥ずかしい」

有野「『量産型じゃねぇぞ!』って」

吉村「前に居たから受け入れられ易かったです、多分。でも初めてテレビで野良見たと思うんです」

加藤「そうだよ、本当そうだったもん。っていうのはそういう事をやった時にさ、ナインティナインよゐこも笑ってくれてたって言うのがありがたいんだよね。面白いんだってベクトルを世間に伝えてくれてたって言うのはさ、『何してんのコイツ?』『何してんの何してんの?』って。とぶくすりやってめちゃイケ始まった位の時に他の番組の特番とか行って喧嘩とかしたりしてて、とんねるずさんの『芸能人ねるとん』出た時に、スタッフは知ってるからさ『やっちゃって、加藤さん』って『わかりました!』つって貴さんに伝わってないわけさ、貴さん見た事無かったんだろうね、出始めだったから、俺等。ワーって喧嘩始めたら普通に『そこ二人喧嘩止めて~』って」

有野「拡声器でね(笑)」

加藤「『そこ二人喧嘩止めて~』って言われて『すみません』って(笑)で後から貴明さんが『あれコントだったんだ、そういうコンビなの?』って

有野「恥ずかしい(笑)」

加藤「何回もあったよ、そんなの」

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