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石橋貴明が語ったグランドフィナーレの裏側

石橋貴明の口から語られる『いいとも!グランドフィナーレ』

岡村隆史オールナイトニッポン 2018年3月1日

メール「『いいとも!グランドフィナーレ』の話がマジで聞きたいです」

石橋「あははははははは、まだこの話ですか?(笑)」

岡村「よっぽど皆に衝撃的やったんでしょうね」

石橋「これ本当に皆聞きますけど、そんなにあれでした?」

岡村「いやだから皆知らないんですよ、昔の河田町の春祭の時とかは」

石橋「岡村それ必ず言うよね」

岡村「そうなんですよ」

石橋「春の祭典の話ね」

岡村「春祭でとんねるずさん居て、ダウンタウンさん居て、さんまさん居て、志村さん居てて・・・何か凄い人達がワーッと居てて、オープニングでバァーってボケ合いするんですよ。覚えてます?貴明さん、何かファーって一言言うてカメラ前ファーって抜けて行くとか。凄い、何か、『わっ、凄い!こんなんなんやぁ!』って思ってたんですよ」

 

石橋「岡村は居たんだよね?」

岡村「居ました。ただ『わぁ凄い』って見てただけです、何も出来無かったですけど、ただそこに参加出来たっていうのが『わぁ凄いな』って思って見てたんです。そんなんを知らない人があの『いいとも!グランドフィナーレ』で『あ、こうやって並ぶことがあんねや』って。河田町であったよ!って、あったけどそれを知らない世代が『わー、こんなことあんねや』って。あれだから凄かった、一緒に見てたんですもんね楽屋で。貴明さんの楽屋で普通にグランドフィナーレ始まったの見てたんですよ。貴明さんパンツ一枚ですもんね。パンイチでこうやって見てはって、んで一旦スタンバイがあるから、『あのーナイナイさん出番近いので取りあえずスタンバイして下さい』って言うて、僕等スタンバイ入ったんですよ。ほんで見てて、僕等マイク付けるか付けないか位になった時にサァーーってとんねるずさんが行きはったんですよ。何がどうなったかは分からないですけど。『あれ?とんねるずさん行きはったなぁ』と思って、『あれ?まだ出番後やのになぁ』って思ったんですけど、もうサァーーって(笑)人ごみかきわけて、ササッと行くのが見えて『あれ?とんねるずさん入ったで!』って思ったんです。ほんならあそこで出て行って『うわ!どうしよっかなぁ?』と思って『でも自分らも出番は出番やし』ってなって『僕等も入っていいですか?』って言うて、んで入ったんですもんね。でもあの時何が何やったかよう分からないですもんね」

石橋「ふふふふふふふふ」

岡村「何か、でも何かお祭りやなぁって感じがして、なんか凄い楽しかったです、あの瞬間。あそこの中にギリギリ入れたっていう。あれがなんか、何やろうなぁ、いい思い出でした。別に何かできた訳でも無いですけど、何か凄かったなぁと思って」

石橋「あそこに居て、さまぁ~ずとか見てて『さまぁ~ず上がれよ!』って言ったら『いいっす、いいっす、いいっす』って三村とか全然上がって来ない(笑)『上がれよぉ!』って言ってんのに『いいっす、いいっす、いいっす』とか言って」

岡村「さまぁ~ずさんとかあそこのステージに居ても全然良かったんですけど、何かああいう事にファってなってもうたんですよね、何か不思議と。だから凄い瞬間やったなぁって僕等は思いました」

石橋「ははははははははは。あれは本当に、あれは本当に、皆あの後色んな人が言ってたけど、あれは簡単な話でフジテレビが『とんねるず爆笑問題は上がらないでくれ』って。タモさんとさんまさん、ダウンタウンウッチャンナンチャンって出てる中には出ないでくれと。でその後にナインティナイン

岡村「僕等一回皆がはけてから、僕等が聞いてたのはですよ。皆さんが一回、そのメンバーがはけてから、ナインティナインが出て頂いてとんねるずさんとか鶴瓶さんとかがワーってまた出てって話は聞いてたんですよ」

石橋「だから単純にさんまさんがやってて、それが物凄い押して、その後にダウンタウンが出てウッチャンナンチャンが出て、ほいでナイナイが出て、その後誰が出るなんてのは無く、とにかく俺と太田と田中とかはずーっとこうやってしばらく見てたの。で色々太田に話を聞いて『お前なに、ダウンタウンと何があったの?』って色々な話を聞いて、で『あーそうなんだ』って話を聞いていて、本当にフジテレビは出ないでくれって」

岡村「ちょっと色々あったんでしょうね、ホンマの裏話ですけれども(笑)」

石橋「本当に、本当にとんねるずと」

岡村「勝手な忖度でしょ?それは、また言うと。そこは一回あれしましょうよと」

石橋「『とんねるず爆笑問題は出ないでくれ』って言うから『はぁ?』と思って。俺はそいういうのが、ほとほと、何、『だからフジテレビはダメになるんだよ!』と思っていたから、『何でこういう事してんだぁ』と思っていたら松本が『こういう事やるととんねるずが来てネットが荒れる』って言ったからすぐに着替えて」

岡村「パンイチでしたからね」

石橋「早かったね。憲武と楽屋違ったんだけどパッと『憲武行くぞ!』って言ったら憲武もう着替えてたからね。憲武着替えてパッて爆笑の太田の所へ『太田行くぞ!』って言ったら太田も『え、ええ!?』って『行くぞ!』つってわぁって行った時に、何だろうなぁ、バァーってマイクを付けて貰ってる時に、岡村が『え?』って殺人者の様な顔をしてマイクを付けていたっていう」

岡村「『えええ?』ってなって。『え、どうなるの?これ』って。『聞いてる話と全然違うけど大丈夫なんだろうか?』って」

石橋「で出てったっていう状態で、別に俺等はダウンタウンとどうでこうである訳でも無いし。やっぱりダウンタウン爆笑問題とはどうなってるかはちょっと話聞いて『あ、そういう事なのね』っていうのはあったけど、でも昔のフジテレビは何が凄かったってそういう物も含め、タモリさんの最終回でそういう人達を全部、いちいちコーナーに分けてやるってこと自体もうなんかおかしいじゃない、だって。昔の、岡村が見てたフジテレビのバラエティの世界って皆ゴチャゴチャになってワーってお祭りになって、それがフジテレビの凄さだった。それがもう全く無くなってるから『バッカじゃねぇの』と思って出て行っちゃった」

岡村「でも結局そうなりましたもんね、全員がワーって並ぶあの瞬間が出来た訳じゃないですか」

石橋「でもあれがフジテレビは一番上手だった事だよね。ああいう事をやらせたらもう日テレもテレ朝もTBSも手が出ない位、ああいうお祭りごとにする事に関して上手かったのはフジテレビなのに、それをタモリさんの最終回の番組でそれが出来なかったからグチャグチャにしてやろうって思った」

岡村「でもグチャグチャになって伝説になって良かったんじゃないですか?もうあんなのないですから。あんなんは毎週はお腹いっぱいで見れないです」

石橋「まぁーね」