A Certain smile,A certain sadness

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『笑いのゴッドファーザー』での裏話

三四郎のオールナイトニッポンZERO 2015年10月06日

相田「あのー、こないだね、あ昨日か、『笑いのゴッドファーザー』って番組に出させていただきまして、ま、放送がされたんですけれども。『笑いのゴッドファーザー』って番組があって、うちらがね、っていうか10組位がネタやって、それをお笑いゴットファーザーと称されている様なオール巨人さんとか西川きよしさんとか、ヒロミさん、であと湊さんっていう女性のNSCの講師とかやられてる方に見せてダメ出しをされるっていう番組に出させて頂きまして。で、あのー放送はね、港さんが小宮の滑舌を『伝えれるならちゃんとした方が良い』と

 

小宮「あーはいはい」

 

相田「『もったいない』みたいな話をされたところだけオンエアされて、有難いお言葉だったんですけど。あのー実はその前にね、港さんの前にね、色々と、巨人師匠とかにも言われてたじゃん?」

 

小宮「うんうんうん」

 

相田「でうちらはネタやる時点でさ、確実に滑舌の懸念があったから、滑舌が悪いっていうのがあるから確実に怒られる要因になるなって思ってた」

 

小宮「結構ね、それで怒られてたりね」

 

相田「そうでしょ(笑)色々ね、渡辺リーダーとかにも怒られたりしてるからね(笑)絶対にこれは怒られると。でしかもきよし師匠とヒロミさんは良いけどオール巨人師匠は絶対に怒るなって思ってたのよ」

 

小宮「はいはいはいはい」

 

相田「これで完全に弟子やったらパンパンやでと、これ出るかなって思ってたの(笑)」

 

小宮「よく言うやつね」

 

相田「だからもう滑舌悪いのを言われてパンパンマル決だと思ってたのね、俺は」

 

小宮「パンパンマル決?」

 

相田「俺は生パンパン、ダメ出しが聞けるんじゃないかと思ってたんだよ」

 

小宮「下ネタじゃないですよね?生パンパン」

 

相田「ふふふふ。『生パンパンやで』聞けると思ってたら、ネタ終わった後に『僕等滑舌大丈夫でしたかね?』って聞いたら巨人師匠が『いやいや、それでええんちゃう。小宮君別に滑舌良くなくてもええで。そのままでええで』みたいな。『あれれ?』と、凄い好感触(笑)そのー『お客さんが付いてくるから』みたいな、滑舌悪くても。耳が慣れてくるじゃないけど」

 

小宮「はいはいはい」

 

相田「紳助さんも、『紳助もおるやろ』みたいな、『紳助も滑舌悪くて最初何言うてるか分からなかったけど』」

 

小宮「そうそうそう、そんなイメージ無いけど」

 

相田「『お客さんも慣れてくるから』みたいな」

 

小宮「『視聴者の人も慣れてくるから』みたいな」

 

相田「村本さんの事も言ってて。『ウーマンの村本もおるやろ?ウーマンの村本も最初早口で聞き取れなかったけど、これ慣れてくるから』みたいな」

 

小宮「あーそうだね」

 

相田「『だから小宮君もそれでええんやで。そのままでええんやで』みたいな」

 

小宮「そうかそうか」

 

相田「『えーー!?』みたいな、大師匠にそこまで言われたら目から鱗みたいな事じゃないですか、とんでもないプラスになるお言葉」

 

小宮「僕等が思ってたよりも一回りも二回りも上から言ってくれた」

 

相田「そうそう(笑)めちゃくちゃありがたくて『うれしいわー』って思ってたら『それはええねんけど、相田君やんな?』って言われて『え!?俺!?俺がパンパン!?』って思って、『小宮かと思ってたら俺パンパンかよ!?』と思って『ヤベー!めっちゃ怖ぇ!』と思ってたら『あのージャケット忘れてきたんか?』って言われて。僕どんな格好で漫才やってたかと言うと、いつもそれでやってんだけど、シャツにネクタイでカーディガンでやってるから、カーディガン着てるのはジャケット忘れて来たからだと思って『それジャケットの方がええんちゃう?ピシッとするで!何でそんなんなん?』って言われて(笑)『ヤベーーー』と思って『超怖ぇーー』と思って『僕凄いなで肩なんで、それが目立つようにカーディガン着てるんですけど』って正直にボケずになで肩が目立つようにって言ったら『まぁそれネタ中にクダリ無かったもんな』って言われて」

 

小宮「そうね」

 

相田「『やべーーなーー』と思って、確かにやったネタの中ではなで肩のクダリやって無かったから(笑)『やべぇ、入れときゃ良かったよ』と思ってたら『そしたらジャケットの方がええんちゃうか?』って言われて『まぁまぁそうか、そしたら締まって見えるか』って思ったら『そしたらジャケット買うた方がええよ』って言われたら小宮がさ、ふざけてじゃないけど『いやいやスカンピンなんでね、ジャケット買えないんですよ』みたいな事言ったじゃん?そしたら巨人師匠も笑っちゃって『ふははははは。ほんなら買うてやるわ!』みたいになって(笑)『えーーーー!?』と思って」

 

小宮「同じ事務所でもないのに」

 

相田「『買うてやる!』『え!良いんですか!?』みたいになって喜んでたら『その代りオール巨人っていう名前胸に入れてや!』みたいな(笑)会場ドーーンってウケて(笑)ちょっと凄いなと、この発言を言うために俺をイジったんじゃないかと、いうくらい凄いな師匠はと。これはやられた、普通に素直に喜んでたのが恥ずかしくなるくらいの(笑)そしたら収録終わって、5組やって10分休憩して5組ネタ見せやるんだけど、僕等前半だったから、休憩の10分の間に次の仕事があって出ちゃったんだよね、次の現場に。出ちゃって、その1時間、2時間後くらいか、マネージャーにスタッフから連絡があって、なんでも巨人師匠が収録の後に俺を探してたと」

 

小宮「おーーーはいはいはいはい」

 

相田「何でかって言うと約束しちゃったから、『ジャケット買うたるわ』と。約束したからジャケット買うお金をわざわざ直接俺に渡したかったらしいの」

 

小宮「おーー凄いね」

 

相田「それで俺を探してたんだって。それでね、こないだスタッフさんにそれを預かって貰って、マネージャーに渡して貰って、マネージャーから俺に貰ったよ、3万円。頂いたのよ。しかもね、『3万円ジャケット買わなくてもいい、そのままで行くんだったらそのままでいいよ。後輩に飯奢るなり使い道は自由だ』と言われて、『何と器の広い人なんだ』と思ってたら、『これ出鱈目にカッケェな』と思ったのよ!伝説ではそういうの聞いてるけどさぁ、師匠方のね」

 

小宮「事務所が一緒とかだったらね、まだ分かるけど」

 

相田「マセキと吉本で全然違うし、『ホントにあるんだ!』と思ってたの。でも、『何に使うのでもいい』って言われてるけどさぁ、せっかくジャケット買うために頂いたんだから『ジャケットを買おう、スーツ新しく買おう』と思って、前にスーツを作りに行った梅が丘の並木っていうお店がありまして、そこだったら4万弱でさ、セットアップで買えるんだよね」

 

小宮「はいはい」

 

相田「そこで買おうと思って、そこの並木は刺繍で名前が入れられるんだよね、『三四郎 相田修司』とかさ、だからそこに『オール巨人』って名前入れようかなって」

 

小宮「ああ、いいじゃんいいじゃん。まぁ裏地だしね」

 

相田「ボケで師匠は言ったんだけどさ、裏地に入れようかなと思ったんだけど。そしたら11月に東京でライブをやるらしくて。巨人師匠が、阪神巨人さんが。でそのライブに招待されたの『来ても良いよ』って」

 

小宮「え?相田が?僕も?」

 

相田「別に小宮も来てもいいよ、うん。招待されて、その時に直接見せれる、ジャケットをね」

 

小宮「そうかそうか、招待されたの知らなかった」

 

相田「そうでしょ?そうそうそう、初めて言ったけど招待されたのよ。ジャケットを直接見せる機会があるんだったら『オール巨人』って入れてさぁ『君、普通やな』って言われたらどうしようと思って」

 

小宮「そうだねぇ」

 

相田「ちょっとこれ一発ね、『オール阪神』って書こうかなと(笑)」

 

小宮「『ジャケット買いましたよ!名前も入れましたよ!』ってね」

 

相田「これ怒られるかな?どうかな?(笑)」

 

小宮「『パンパンやで!』もしくは・・・・・『パンパン or  アライブ』」

 

相田「『パンパン or  アライブ』(笑)

 

小宮「『パンパン』じゃない?やっぱりそれは。いやでも入れた方が良いんじゃない?僕だったらその3万円でキャバクラ行くけどね

 

相田「はははははははははは」

 

小宮「いや、それの方が面白いんじゃない?」

 

相田「ちょっと今悩んでるんだけどさ、11月に来るから。これ請求書持って行って足りなかった1万請求しようと思うんだけど、これ『パンパン』かなぁ?」

 

小宮「それ『パンパン』だよ(笑)」

 

相田「巨人師匠ありがとうございました!」

 

 

後日談