松本人志が語ったグランドフィナーレの裏側
ワイドナショー いいとも!裏側 2014年4月6日
東野「僕も見ていたんですけれども、色々聞きたい事が有りまして。演出がどうなっていたのか、グランドフィナーレの方なんですけれども、さんま師匠とタモリさんでお喋りしてて、えー急にダウンタウンさんとウッチャンナンチャンさんが乱入して、”ちょっと長い長い!”と言いながら始まって」
中居「最初の構成は15分づつでしたね」
松本「そうやったかなぁ」
東野「順番はどういう順番やったんですか?」
中居「さんまさん」
松本「でウチとウッチャンナンチャンは一緒に行こうか?って言うてて」
中居「でもダウンタウンが来て、ウッチャンナンチャン来て、とんねるず来て、ナインティナインかな?」
松本「そうやったっけ?」
東野「なるほど。で結局あれ松本さんが確信犯的に”ネットが荒れるから”ってあれはボケなのか?、確信犯的に言わないとこそばゆい感じやから」
中居「そもそもとんねるずは前半で無くて、後半から出るって事だったんですね」
松本「そうかな」
東野「で別に言わなくてもいいじゃないですか、順番でやって行く上でね、それをボケで言うたのか、なんか確信犯的に、その辺はどうなんですか?」
中居「それ知らないです、僕は」
松本「何やろうな、ちょっとこそばゆいからね、なんか気持ち悪~いから、なんか俺性格的に。皆がぼんやり思ってるのが、凄い気持ち悪いから」
中居「最初リハーサルやった時に、は、皆居たんですよ。とんねるずの二人も爆笑問題の二人も。で本番のオープニングの時に、とんねるずの二人と爆笑問題の二人が居ないから”あ、これ裏表とか何かあるのかな?”って思ったけど、”とんねるずが裏表なんかやってる訳無いな”と思って。鶴瓶さんも居なかったんで、例えば『鶴瓶に乾杯』があるだとか、例えばそういうのがあるのかな?とは思ってたんですよ。それで、最初ゲストが出る、ゲストが出る、さんまさん出る、ウンタウン出る、ウッチャンナンチャン出る、ナインティナイン出る時に僕も呼ばれる、ナインティナインと一緒に仕事してたから」
東野「そういう演出」
中居「それからですよね」
東野「それから急に、とんねるずさんが乱入した時の、なんか」
松本「ンッフッフッフッフ」
東野「ンフフじゃないですよ!」
松本「いや、なんかさ、裏を今ごちょごちょ言うの、ダサいと言うか、照れくさいと言うかまぁーでもーそうなる可能性はあるやろうな、とは思ってたよ。多少ね。”もしかしたらそうなるのか?”とはね」
中居「想定しながら」
松本「まぁ、あったし」
東野「スタッフの中では、まことしやかに、鉢合わせ無いように、なんかね」
松本「そうそう、そういうの聞くよな、嘘かホントか知らんねんけど」
中居「よくよく考えたらいいとも!(中嶋P指して)プロデューサーですからね」
東野「ダウンタウンさんととんねるずさんを(鉢合わせ無いようにしてたとかは)あるんですか?」
松本「ホンマにそういうのあったの?」
中嶋P「我々の中ではダウンタウンさんに先に出て頂いて、その後にとんねるずさんに来て頂くのは一番上手く行く事かなと」
松本「でも会わせない様に?」
東野「会わせないって何ですか?」
中嶋P「いやーあのーやっぱりネットが炎上しますから」
東野「アッハッハッハッハ!やっぱり!」
松本「やっぱりあるねん、気持ち悪いのよね、それが」
中居「ネットだから、スタッフも何も明確なモノも無い中で、何となく会わせないようにしようと」
松本「誰が何言うた訳でも無いよ、本人たちは何も言ってない、うん」
東野「でも見てて凄く嬉しかったのは、”ネットが荒れるから”って発言受けてとんねるずが、その石橋貴明さんがネット調べたら”キーマンは石橋貴明だ!”っていうね、コメントしてくれるのも、こう楽しいと言うか、嬉しいと言うか」
中居「皆の器の大きさを感じましたよね、なんか。やっぱり凄い人達だなって」
東野「そして爆笑問題が来たら急にだから”炎上や!炎上や!”みたいな感じになって」
松本「アッハッハッハッハ!」
中居「炎上なのか炎上じゃないのか分からない」
松本「いやーだからねぇ、やっぱ色々あのーあるんですよ、あったんでしょう。きっと我々血気盛んな頃に、20代30代の時に、もう今のお笑い界とは違うかったのよ。ホントに殺るか殺られるかみたいな所でやってたから、そうすると真剣持ってやってたみたいな、時代やったから」
中居「戦場だ!戦場だ!って」
松本「そうそうそう。ホントにそうで、で若い人に言わしたらダサい話かもしれないけど、僕等の時はそれしか無かった、僕等も人に言われた事もあったし、人を傷付けた事もあったし、そんな時代やったの。でまぁ今はそういうの無くなって、平安時代じゃないですか。皆木刀しか持って無いしね」
東野「皆優しい」
松本「真剣持ってたらます下で止められるからね。今はそういうの無いんですけど、まぁそういう時代やったんやな、って事ですよ」
東野「凄い嬉しいと言うか」
中居「やっぱりフジテレビの凄さとか、笑っていいとも!凄さ、タモさんの凄さも感じましたよね。だからホントはタモさんの為に皆集まったはずなんですけど、多分松本さんが出て来た位から、タモさんへの思いは全く無い」
松本「アッハッハッハッハ、そんな事無い、そんな事無い」
中居「祝福の言葉の一つも無い」
松本「そんな事無い。楽屋で帰らんとタモリさんのスピーチは絶対見て帰ろうと思ってそれは見てましたよ」
東野「あと聞きたいのは、CM中は、中居さんもいらっしゃいましたけど、そうそうたる、あの歴代のお笑いの、どんな感じやったんですか?」
中居「和気藹々とはいかないですけど、ちょこちょこ会話を。”あ、話すんだ!あ、話すんだ!”みたいなのは凄くありましたね」
東野「松本さん誰と喋ったんですか?」
松本「いやまぁそれぞれ、そこそこ喋った」
中居「挨拶も無かったでしょうから」
東野「ちょっと待ってください、何でちょっと不貞腐れてるんですか?w」
松本「違う、なんか、そんなの振り返るの、カッコ悪いやんかー!」
東野「だってどう考えても、今日来る時、これ聞かれるやろうなーって思ったでしょ?」
松本「そうそう。ただ僕は、なんかええ格好言うつもりはないですけど、僕が思うのは、あれを見て、あのテレビ見た若い人が、あーテレビって面白いなぁ、俺もなんかあんなステージに立ちたいなぁとか、テレビの世界でなんかやりたいなぁってもし思って貰えたらそれはホント素晴らしいなぁって」
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東野「この三組(ダウンタウン・とんねるず・爆笑問題)が集まると、なんかね」
百田「これ今後二度と無いですよ、多分ね」
東野「いやだから僕来て欲しいなってホントに。キーマン石橋貴明さんが来るとかね、ワイドナショーでね、いや来たら面白いなーと思って。木梨さん来たら訳の分からんボケをするからね、話が進まないんですよ」
松本「でもあれが、意外と、繋ぎになって、助けられてる部分もあったから」
中居「ワンクッション、ワンクッション有りましたから」
松本「うんうんうん、そうそうそう」
中居「詳しい事分からないですけど、ドキドキさせて貰った」
東野「そういう意味で言うと、ちゃんと話を聞きたいけど、ワチャワチャして結局、”お笑い芸人じゃ無くて誰が仕切んねん?”ってなってくるとやっぱりお笑いじゃない、中居さんがパッて上がった方が」
松本「いやーそうなのよー、それがこの男の汚い所なのよ、ああいう所スッと持って行くでしょう?それで最後SMAPで出て来て『ありがとう』とか歌い出したら、結局お前らか!っていう」
東野「でもあれはフジテレビ的にも、”お笑い芸人誰が仕切る?”とかややこしいから、やっぱり中居さんが」
中居「フロアに中嶋が居たんですよ、そしたら僕に”仕切ろ!”ってカンペ出したんですよ。僕は最初無理だと、ほんで仕切って話をまとめてみたいな、俺まとめらんねぇよ、こんな怪獣ばっかり居る訳でしょ?皆バラバラ」
東野「同業者は”誰が仕切る?”ってややこしい」
中居「タモさんも”ふーん、ふーん”しか言ってないし」
東野「ハッハッハッハッハッハッハ」
松本「凄いよね、でも、あの時のタモリさんの、何なの?あの酔拳みたいな」
東野「そうですよね、あれも芸の一つですよ。すーっと一回自分の存在消して、何かフワッて終わったらまたフーって出てくるみたいな、なんかいい間というか。あとホント個人的ですけど、一番声出てたの松本さんですよ」
松本「ハッハッハッハ」
中居「一番張ってましたね」
東野「舞台の人やなぁと思って」
中居「一番通したかったんでしょうね」
松本「でもねぇ僕正直あんまり覚えてないのよ、その時の事が、あんま覚えて無くて。家に帰って妙に思いだし笑いしたのが、ウッチャンが”俺はヒルナンデスじゃねぇ!”って言うのが、あれが意外と面白かったなぁって」
東野「意外と言うか面白かったですよ!あとそれぞれのコンビの色と言うか、ウンナンさんらしい出方やし、あんまり前に出て来ないし、でダウンタウンさんはやっぱり大阪の、こう、お笑いの人やから、隙間を縫って面白い事を」
中居「誰も怪我する事無く、誰もが面白くて」
東野「あと俺爆笑問題の太田さんの何か訳の分からん感じで、んで一番ケンカ弱いって感じがね、もう可笑しいて。生放送であの人が居たら何かが起こるん違うかなっていうお笑い芸人て今居ないじゃないですか?さっきのね、いつも真剣持たずに木刀持ってるお笑いの人が多い中、なんかあの人だけ急に真剣持って一人でね、やって。だからこういう機会、また27時間テレビとか、一年に一回で少しでも接点が有ったりすると”あ、楽しいなぁとかワクワクするなぁ”とか」
中居「でもあれは台本では書けなくて、あれ台本だったらその段階でダメじゃないですかね?」
東野「ご本人に行く前にマネージャーさんとか事務所サイドであーだこーだとか」
松本「一個だけ気になったのは、さんまさん途中から居なくなったでしょ?あれさんまさん何で帰ったんやろう?」
東野「僕も分からないです。さんまさんの中では自分の役目終ったし、」
松本「気付いたらさんまさん居れへんかった、よう考えたら何で帰ったか分からんかった普通に、ストレートに浜田にキレてんのかな?って思った」
東野「ハッハッハッハ!キレてないですよ」
中居「それは絶対無いwww」
松本「そこはシンプルに浜田にキレてたら、それはそれで凄いなって思うけどw」
中居「でもドキドキしました?」
松本「なんかこう久しぶりにーワクワク、ドキドキもしたしワクワクもしたし」
中居「当の本人が」
松本「あーテレビってこんなんやったなーってのは思ったかなぁ」
中居「最近無かったんじゃないですか?」
松本「だから最近の若い芸人の子達が、どうやって、この平安時代をどうやっていくんだろうってのがあるんですよね」
中居「戦わないですからね」
松本「そうなんよ」
東野「だからね、ちょっと荒々しい芸人さんと言うか、無茶苦茶な芸人さんが」
松本「ただ一人位出て来ても、押さえつけられて終わりやからな、”アイツちょっとイタイな”って言うて終わってしまうから、どうなるでしょうねぇ」
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